芸は身を助ける? 過去に積んだ経験は未来の自分に活きるか

芸は身を助ける? 過去に積んだ経験は未来の自分に活きるか

『若いときの苦労は買ってでもしろ』

皆さんは、こんな言葉を耳にしたことはありませんか?

ある程度、年を重ねると、こういう言葉が身にしみるというか何というか。(笑)

しかし『苦労』はどうなのか。w

わざわざ買ってまで経験する必要なくね?(笑)

んな金あったらモンハン買うわ。w

そもそも人生、ハードモードよりイージーモードの方がいいに決まってるし。(笑)

できれば苦労なんてしたくねぇっす。(笑)

とはいえ、苦労とまではいかないまでも、色々な経験は積んでおいた方がいいかも、というか助けになるかなとは思いますかね。^^;

まさに『芸は身を助ける』ってなもんで。

ぱっと見、全然、関係ないとも思える知識や経験が後々の人生の助けになるなんてことは往々にしてあること。

たとえば、子供の頃、あやとりが好きであやとりばかりしていたら、いつの間にか手先が器用になる。

で、大人になって医者になって、手術なんかの時に、その経験が活きてくるとか。

漫画やアニメが大好きで、その後、漫画家にはなれなかったけど、培ってきた知見を活かして優れた編集者になったとかね。

なんだかんだ、回り回って、巡り巡って戻ってくるとでもいうのか。

不思議なもので、マジ、人生ってシステムは上手く出来てる。(笑)

きちんと最後には帳尻が合うようになってるんですわ。w

またしても、わたくしごとで恐縮なんですけど、自分の場合もそう。(笑)

今、上手にできてるかどうかは、この際、こっちに置いといて。(置くな(笑))

たとえば、アルバイトで裁判所の警備員やってたときや、役者をかじってた頃には、洞察力とか表現力が身についたかも知れない。

中学、高校の頃、ハリウッド映画を夢中で観た経験は、なんだかんだと今の知識に結びついてる。(疑似体験という名の実体験?w)

思えば、銃に興味を持ち始めたのも、この頃。

物心ついた頃から触れてきた漫画やアニメ、ゲームは、もろに今の作品づくりの基礎になってるし。(多分、今、ご活躍されてる、ほとんどの作家さんもそうなんじゃないかな。w)

一瞬、漫画家を目指してプロの漫画さんに弟子入りしたのも、きっと今の表紙デザインなんかの役に立ってると思う。

嫌みな上司や先輩に小言を言われながら仕事してる様なんて、今、書いてる小説のテーマそのもの。^^;

失恋しまくってきた人生だからこそ、恋い焦がれる側の心のうちをリアルに描写できる。w

逆にモテまくりの人生だったら、恐らく到達できなかったであろう悟りの境地。(笑)

学生時代、北海道の雪山で遭難したのも今となってはいい思い出。(爆)

六本木のクラブに行ったり、女遊びしまくってた時期も間違いなく今の糧になってる。(笑)

と、まあ、少し話は横道に逸れたけど。(いつもだろw)

そんなふうに色々な経験を積んでいくなかで、

もし、自分が今後どう生きていきたいかみたいな答えを運良く見つけ出すことができたなら、

(『運良く』と言ったのは、大多数はこの境地にまで辿り着ことができない)

今度は

このひとみたいになりたい。このひとみたいな仕事をしてみたい。

みたいな指標を持つことがベターかも。

何故なら、人間ってゴールを設定することで、より高見を目指せる動物だから。(笑)

今でこそ、偉大な功績を残されてるクリエイターさんたちにだって、かつては憧れの先人がいたはず。

その昔、手塚治虫がウォルト・ディズニーを目指したみたいに。

いずれにしても、できるうちに引き出しを増やしておくのは、きっと将来の自分にとっても損にはならないはず。

と、つまり、これが言いたかった。(笑)

その頃の経験があったからかとか、そんな偉そうなことは言えないけど、多分、そのおかげで自分は今、ちょっとだけ、形がどうであれ、どこかの誰かを喜ばすことができてるのかも知れない。

ほんのわずかでも笑顔にできてるのかも知れない。

きっと、あなただって例外ではないはず。

これってすごく素敵なことだと思いませんか?^^