【近況】次回作はミステリ小説を書くぞ!その進捗状況とか色々

【近況】次回作はミステリ小説を書くぞ!その進捗状況とか色々

どうも、さかいです!^^

久しぶりのブログ更新です。w

まだまだ寒い日がつづきますが皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて今回は告知というか個人的な近況をば。

前回のブログでも記事にしましたが、現在、3月のリリースを目指して新作を執筆しており、それなりに忙しい日々を送っております。w

年末にやらかした右手首の骨折が現在も響いており、やれ通院やらリハビリやら。

そういった事情なんかも重なって各月ごとにリリースしていた『B SIDE』シリーズを一時的にお休みし、代わりに現在は本来の事件モノを主軸とした『A CRIME』シリーズに着手しております。

まあ、執筆のペースが落ちることや、それなりにクオリティーをキープすることを考慮すれば、やむを得ない判断かなと。^^;

※ちなみに2/13は前回、合本版4巻の巻末に収録した『ポーカー・フェイス』の単巻をリリースする予定です。(サボってるわけじゃないですw)

なんだかんだ事件モノに手をつけるのは実に2年ぶり?くらいかなと。

今回の怪我がなかったら多分、ずっと『A CRIME』シリーズの新作は書けなかったかも知れないです。

(事件モノって時間かかるんよ、マジでw)

これも怪我の功名? 

とか前向きに考えております。(笑)

というわけで今回の新作は久しぶりの正当ミステリ作品。

勿論、お馴染みのメンバーが登場してくる作品になってはいるのですが、根幹部分においてはしっかりと推理モノになっております。

独自の世界観で、しっかりと事件しちゃってます。

途中、伏線や仕掛け、言葉遊びなんかも交えたりで、最後まで犯人はわからない構成になっていると自負しております。

とはいえ、所々ぶっ飛んでたり、ちょいエロ要素があったりで、いつも通りのノリもあるわけですけども(笑)

特にラストのどんでん返しなんて……(笑)

危ない危ない、これ以上、言っちゃうとネタバレになっちゃう。(笑)

でも、言いたくて仕方ない。w

とまあ、そんな雰囲気の作品になる予定ですが、(どんな雰囲気だよw)今回のテーマは映画業界。

予てから描きたかったハリウッドを舞台にしているので、その意気込みも一入。

ハリウッドならではの登場人物たち、トリック、心理戦なんかがふんだんに盛り込まれてます。

近年のハリウッドの振る舞いに対し思うところも個人的にあって、そういった要素もテーマのひとつになってたりします。

しかし、数十年前に一度だけ観光で現地に立ち寄ったことがあるのですが、今になって、そのときの経験が役立つ日が来ようとは。(笑)

にしても改めて気づかされたのは、

こんなにミステリ作品書くのって楽しいのか!(笑)

って。

元々、ミステリ作品は好きは好きなんですけど、それほど進んで観たり読んだりはしてこなかったんですね。

特に小説とか漫画とか。

その反面、海外の映画やドラマは結構、好んで観てきた経緯があります。

なので、わたしの場合は、その影響を多分に受けてます。(笑)

映画だと『羊たちの沈黙』、『セブン』、『ユージャル・サスペクツ』、『マッチスティック・メン』。

ドラマなんかでは『クリミナル・マインド』とか『CSI』とか『メンタリスト』とかね。

なもんで台詞の言い回しとか描写とか、モロ海外、入ってます。w

日本の作品でも傑作と呼ばれるものは多く存在しますが、個人的に日本独特のあの暗くて退屈な雰囲気がどうにも受けつけない。w

でも、一番の理由はなんと言っても没入観でしょうね。

ほら、日本のドラマや映画って毎回、同じような顔ぶれのキャストじゃないですか。

大○洋に役○広司、佐藤○市、山田○之、小○旬、女性だと綾○はるか、吉○羊。

酷いときは某アイドル事務所のタレントさんたち。

とにかく役者の数が著しく限られていて、そのうえ使い回しが酷いため、たとえば大○洋なら、どんなに『諸葛孔明なんだよ!』と劇中で叫ばれても、もう大○洋にしか見えない。

某アイドル事務所タレントの出演する作品なんて目も当てられない。

その点、海外の作品って知らない顔ぶれが多いので、しっかりとその役の人物に見えてしまえる。

その分、自然と作品に入り込めるわけですね。

おまけに、ごく身近な日本と違って当然、価値観や考え方、文化なんかも違うので、どんなに荒唐無稽なことをやってのけても『そんな馬鹿な』とはなりづらい。

なので、海外作品は一種のファンタジーとも言える。(笑)

勿論、演技やお金のかけかた、脚本のレベルも桁違いです。

どうせ同じ時間を割いて鑑賞するのであれば、ハイレベルな方に振りたい。

と、まあ、こうなるわけです。

※映画やドラマにかける時間って結構、馬鹿にならないですよね? ^^;

と、少し話は脱線してしまいましたが(笑)

これまで数々のミステリ作品を観てきて振り返って(まあ、たかが知れてますけどw)結局、思ったのは実は考えてるほど種類が少ないんじゃないかって。

ある程度、展開がパターン化されてるんじゃないかってこと。

この手のジャンルが好きで漁りまくってる人は既に気づいてるんじゃないかと思うんですけど、登場人物たちの相関図とかストーリー構成とかって、どの作品を観ても実はそんなに変わらない。

勿論、時代設定や登場人物たちの性格設定なんかは違うけど本当、そこだけ。

根幹の部分は大差ない。

(単に偏見だったり自分の知ったかかも知れませんがw)

たとえば所謂、探偵役やワトソン役と呼ばれる登場人物たちの設定配置は必須だったり、必ず犯人の噛ませ役(特に序盤で一番、怪しい奴がこの役回りが多いw)的ポジションがいたり、一番、犯人らしくない人物が必ず真犯人だったり。

その意表をついて実は噛ませ役が犯人なんてこともあるけど。^^;

でも本当、お話を簡素化すれば、どの作品も一緒。

もっと極論を言えば探偵役なんて誰でもいい。

ホームズがポアロに置き換わったところで多分、誰も気づかない。(笑)

明智小五郎が金田一耕助に変わってもまったく違和感ない。

古畑任三郎でもコロンボでも誰が推理したって結局、一緒。

必ずこの事件には、この探偵が必要だ!

なんてことはないわけ。

例外として探偵役の過去が事件に関わってきたり、生い立ちが犯人の正体を左右したりってのはあるけど。^^;

しかし所謂、シリーズ作品に限っては、その心配は皆無なのではないかと。

逆を言えば、この手のパターンはドイルにルブラン、江戸川乱歩を始めとした偉大なる先人たちの編み出してきたテンプレートともいえる。

つまり、これらのポイントさえ抑えておけば、しっかりとした物語を描けるということでもある。

文脈でいうところの起承転結みたいな。

その用意された、まな板の上でどれだけ上手に物語を料理できるか。

要は味付けが肝心。

この味付けが最も作者の力量が試される部分だし、ミステリ作品として差のつくところ。

トリックも演出も意外性も、すべて味付けのうち。

さしずめ食材や調味料は己の持つ知識と経験、センスといったところでしょうか。

この要素が作品を魅力的に描くうえで最も重要になってくる。

これが様々な作品(ただし海外限定w)を鑑賞してきたうえでの自分なりの答えだったりします。(笑)

しかし世の中、単純に見えるものほど奥が深い。

単純であるが故に複雑。

などと偉そうな持論を散々、述べてきましたが(笑)

やっぱり巧妙なトリックを思いつく人は凄いし、想像を絶する展開を考え出す天才はいるものです。

よくもまあ、こんなこと思いつくなって。(笑)

さてさて、自分はどう味付けしていきますかな。。。。^^;

あ、ちなみに次回作のタイトルは

『忘却のハリウッド』(仮)

です。

3/13リリースを予定してます。

どうか、お楽しみに!^^