【香澄の秘密部屋】ドキッ!危険な夏祭り
- 2025.01.31
祭囃子に屋台、人々の賑わい。 混雑を避け、神社の境内で一休みしているときだった。 「何?」 ふと香澄の手が止まった。 「いえ」 僕は慌てて目を逸らした。 「さっきから人の顔、じっと見て」 「特に意味は。なんとなく。アイス、美味しそうに食べるなって」 「そう」 「えぇ」 ちらりと浴衣から覗いた白い素足が艶めかしかった。 気を取り直し、もう一度、アイスキャンディーを顔に近づけようとする。が、どこか落ち […]
祭囃子に屋台、人々の賑わい。 混雑を避け、神社の境内で一休みしているときだった。 「何?」 ふと香澄の手が止まった。 「いえ」 僕は慌てて目を逸らした。 「さっきから人の顔、じっと見て」 「特に意味は。なんとなく。アイス、美味しそうに食べるなって」 「そう」 「えぇ」 ちらりと浴衣から覗いた白い素足が艶めかしかった。 気を取り直し、もう一度、アイスキャンディーを顔に近づけようとする。が、どこか落ち […]
「そろそろ観念すれば?」 小洒落た雰囲気の店で、ずっと気になってた。 映画の撮影で使わせてもらったのが知ったきっかけだった。でも、仕事でアマルフィを訪れる機会があっても、この店だけは素通りしてきた。 その理由は、いつか本命の相手と来ようと心に決めていたからだ。 ただの遊びだったり、売名目的で言い寄ってくるモデルに歌手、女優、それに娼婦のような女は皆、他の店で済ませた。 つまり西園寺薫にとって、この […]
「噂をすれば」 カラン、客が入ってきた。 「いらっしゃい。そろそろ来る頃だと思っていたよ」 「相変わらずの閑古鳥」 途端、空気が変わる。 ロングの黒髪。背の高いモデル風の女がカウンター席に座る。一つ空けて祐介の隣に。 「貸し切りにしてるのさ」 「いつもの。ストレートで」 「はいよ」 「どうでもいいけど」 溜め息交じりだった。 「そろそろ引退、考えたら?」 「まだまだ続けるさ。偏屈でつむじ曲がりの客 […]
さかい どうも、霧崎さん! 今回もよろしくお願いします! 霧崎 また? さかい ええ、またです。(笑)前回が意外と好評だったもので。 霧崎 嫌よ。 さかい まぁ、そう言わずに。(笑) 霧崎 お断り。 さかい そんな。また一杯、お酒を奢りますから。いえ、奢らせてください。 霧崎 そういう問題じゃない。 さかい わかりましたよ。お邪魔しました。どうぞ、ごゆっくり。 霧崎 待って。 さかい はい? 霧崎 […]
ども、さかいです。 皆さん、いかがお過ごしでしょうかー?^^ いやあ、年末年始、あっちゅー間でしたね。 ホント、楽しい時間って通り過ぎるの早い。w さかいは、そりゃもう食っちゃ寝して、すっかりダメ人間として完成されて帰ってきました。 あー、早く次の正月、来ねーかなー。(笑) なんなら一生、正月でもいいッス。(←ホント、ダメな男よ。w) で、次回作についてですけど。(笑) 久しぶりに原点回帰。 『A […]