【ネタバレ注意】懲役警察 B Side Diary『カオス・バー』あとがき
- 2025.04.22
- あとがき

どうも、さかいです!
『カオス・バー』楽しんでいただけましたでしょうか?^^
というわけで、あとがきです。
ネタバレ注意です。w
まだ本作を未読な方は是非ともブラウザバックをお願いいたします。^^;
あとがき
色々とツッコミどころ満載なのは、ご愛敬。(笑)
そういうのは一旦、忘れてもろて(笑)今作は本シリーズの持つ世界観を思い切り楽しんでいただければといった気持ちで執筆しました。
香澄というキャラの持つ特性というか境遇をミニチュア化したというか縮小して表現したというか。
『世界を敵に回した女』がバーという限られた狭い空間の中で果たして、どう立ち回り問題を解決していくのか。
その部分にフォーカスしました。
上手に描けたかどうかはわかりませんが(笑)あまり類を見ない展開に仕上がったのではないかと自負しております。
なかでも素人であり一般人である祐介にバレないよう、殺し屋としての手腕を淡々と振るっていく香澄の様は屈指の見所になったのではないでしょうか。^^;
やっぱ暗殺者たるや潜んでこそ。w
普段の元殺し屋という特性を活かしての捜査能力も、自分と同じ能力を持ったプロたち、ライバルたちを前にしては存分に発揮するのは難しい。
盲目ではないですけど半分、霧のかかった状態で突破口を模索していく展開は面白い試みだったのではないでしょうか。
ま、最後は結局、ああいったオチではあったんですけど。(笑)

カウンター越しでのカフカとの腹の探り合いも書いてて楽しかったです。
どこか肩透かしのような。
お互い、遠回しに遠回しに核心部分を探ろうとする。
実力も近いため、この辺りの大人の駆け引きが何とも魅力的。
カフカというキャラの持つサイコパスっぷりも光ります。
で、そこに突然、乱入してくる賞金稼ぎのスコール・ビート。
完全に某宇宙海賊をイメージして書いてました。(爆)
以前、執筆した『アンダー・ワールド』に登場したカルロスという賞金稼ぎがいたのですが、どこか彼にも似た雰囲気を感じる。
でも、スコールの方がもっとキザだし女好きですね。ちょっとドジだし。w
でも、キメるときはキメるみたいな。
本作での出番は少なかったけど、カフカに次いでお気に入りキャラクターになりました。
なので今後もきっと登場すると思います。(笑)
カフカにしろスコールにしろ他のライバルたちにしろ。
面白いのが皆、単純に香澄を暗殺のターゲットとして見ているのではなく、ひとりの女として見ているという部分でしょうか。
勿論、一応、殺そうとはしてるんだけど、あわよくばと。(笑)
まったく男という生き物は。w
その辺りが起因してるのかどうかわかりませんが、どこか狙いに迷いが生じる。
彼らの腕を鈍らせている原因の一つなのかもしれません。
あとサーバルという殺し屋。
彼もまた印象深かったです。
礼儀正しくて誠実で。さぞや腕の立つ殺し屋なんだろうなあと思います。
『音速の早撃ち』というフレーズが気に入ったので何となくノリで二つ名にしてしまいましたが。w
音速って何やねん!って感じですよね。(爆)
ああいう真面目そうなタイプが現実でも実は一番、怖かったりします。^^;
あと、さすがに銃ばっかだとマンネリかなあと思い立ち、劇中、色々な能力を有した色もの(笑)キャラも登場したりで。
でも、あんまり人間離れしすぎた妖怪みたいな(笑)敵にしてしまっても世界観壊れてしまいそうで怖かったり。
ちなみにヴラド・ツェペシュという殺し屋の元ネタは吸血鬼のモデルになったルーマニアの君主です。
通称ドラキュラ公、または串刺し公としても有名です。
なかなかエロティックなやり取りになったのではないでしょうか。w
ちょっとNTR要素なんかも意識してみたり。^^;
あのまま針の餌食になった姿も個人的には見てみたかったですね。(笑)
ツボを突かれて性の快楽に溺れていくサマとか。。w
しかし、何だかんだ結局、最後は銃っしょ!ってな感じの作者が脳キンかつ銃マニアなので(笑)ラストはああいった形で決めさせてもらいました。
とはいえ、ただ撃ち合いしてハイ、勝負つきました!では面白くも何ともないので。(笑)
ちょっとした心理戦というか駆け引きというか。
そういうのも混ぜ込んだりで。

で、今作で一番の被害者というか気の毒なのはマスターのジェイコブでしょうか。
まあ、次回は何ごともなかったみたいにアヴァンティーは復活してるんだと思います。(笑)
あ、ちなみにアヴァンティーという名称は昔、FMで放送してたラジオドラマが元ネタになってます。(わかる人いるかなあ?w)
大好きで毎週、土曜に欠かさず聴いてました。w
あまりに好きすぎて自分の作品にも登場させてしまったというね。^^;

さてさて、そんな具合で本作。
ストーリーもさることながら登場キャラクターが光る一作になったのではないかと。
よかったらレビューなんかもお待ちしております。^^
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