【ネタバレ注意】懲役警察 B Side Diary『お熱いのはお好き?』あとがき

【ネタバレ注意】懲役警察 B Side Diary『お熱いのはお好き?』あとがき

どうも、さかいです!

『お熱いのはお好き?』楽しんでいただけましたでしょうか?^^

というわけで、あとがきです。

ネタバレ注意です。w

まだ本作を未読な方は是非ともブラウザバックをお願いいたします。^^;

今回は香澄とリンにスポットを当てました。

前半部分はコメディー調に。

後半は一気にシリアスかつハードボイルドチックに。

異色の回になったんじゃないでしょうか。(笑)

相も変わらず無愛想で、つむじ曲がりで、あまのじゃくな香澄。(でも、本当はリンのこと大好きマンw)

一方、そんな先輩を一途に追いかけ回すリン。

なかなかに温度差の激しいコンビです。

でもって、一度やってみたかったんですよね。

一人の男を巡って女同士、取り合いを繰り広げる泥棒猫的なシーン。(笑)

厳密には違うのですがシチュエーション的には近い構図を描けたのではないかと。

志来クンから借りたミニサイズの服といいコートといい。

あれを香澄に着せたら面白いんじゃないかと。

リンに追い詰められてビリビリ服が破けていってしまうのも想像したら、なかなかにシュールです。(笑)

あと個人的に一番、気に入ってるのは、やっぱシャワールームのシーンですかね。

ていうか本作で一番、力が入った場面だったかも。w

ちょい百合チックというか。

ああいったシーンもあれはあれでアリなのではないかと。w

例のシャワールームで、どんなやり取りがあったのか。

大いに気になるところです。^^;

今回の駆け引きに限っては香澄よりリンの方が一枚、上手だったようにも感じますね。

(絶対、わかっててやってるだろ的なw)

勿論、元殺し屋と元詐欺師という素性同士。

お互い死線や修羅場を潜り抜けているわけで。

それ故、何の勝負にしても二人が競うとなると自ずと高い水準になるのは致し方ないこと。

世界は違えど、互いに頂点を極めたプロですからね。

恋愛も然り。(笑)

リン曰わく祐介は未来の夫、香澄は嫁なのだそうで。

はてさて今後どうなっていくことやら。

ペアリングのシーンも個人的には印象的でしたかね。

なんだかんだ二人で行動したりショッピングに繰り出したりしてるんですよね、あの二人。

香澄は嫌々ながらも。w

にもかかわらず、しっかりとリンの言動について覚えてる。

それが今回の事件について解く鍵になってたりするわけで。

なにげにお気に入りキャラだったのは情報屋のイノセンでしょうか。

純粋無垢を売りにした情報屋って何ぞ?って感じですけどね。w

イノセンは最近、読み進めている小説『ジャッカルの日』に登場する偽造屋にインスパイアされたキャラクターです。

最初は協力的に見えたところで見事、裏切るというね。

人間くさいところが好きというか。

ま、そのせいでイノセンは脚を撃たれてしまうわけですけども。^^;

あの時点でリンの命が懸かっているともなれば香澄としては仕方がなかったのかもしれません。

あの人、仲間のためなら何でもするから。(笑)

きっと背に腹はかえられなかったのだろう。。。と思いたい。(笑)

でもって、クォン・サンというラスボス。

元反政府ゲリラにして犯罪組織のボスという異色の経歴。

父親の死をきっかけに革命に失敗し国を追われるも、かつてのパイプを利用。

新たな勢力の頂点にまで上り詰めたという強者。

そのうえで今一度、力をつけて再起を図るべく虎視眈々と機会を狙っている。

まあ、それもこれも元を正せば全部、父親を葬った香澄のせい(クォン・サンはそう思ってる)であるわけで。

今回のストーリー後半は、そんなクォン・サンの復讐劇でもある。

もっとも、その巻き添えを食らって今回、リンが酷い目に遭うわけですが。(笑)

本当、香澄に関わるとロクな目に遭いませんね。^^;

劇中でも、命が幾つあっても足りない、などと称されたりしますが。

こんな人が現実に居たら絶対に近づきたくありません。(笑)

とはいえ、怪我の功名ではないけど。

今回の出来事をきっかけに香澄とリン。

二人の絆は一層、深まったんじゃないでしょうか。(善くも悪くもね)

ラスト近く、しっかり香澄も本音を吐露してますし。

さてさて、そんな具合で本作。

いかがだったでしょうか?

色々なご意見はあるでしょうが(笑)もし、楽しんでいただけたなら幸いです。^^

よかったらレビューなんかもお待ちしております。

是非是非、今後の参考にさせていただきたいと思います!^^