【本当は教えたくない? 読まれる小説を書く! 驚異の秘訣!】何故、あなたの作品は完成しないのか?

【本当は教えたくない? 読まれる小説を書く! 驚異の秘訣!】何故、あなたの作品は完成しないのか?

どうも、さかいです!

今回は小説について。

今、この記事を読んでいるということは、あなた自身、今、何かしら作品を執筆してるはず。

そんなあなたに問います。

こんな経験はありませんか?

いつまで経っても作品に終わりが見えない。完成しない。

書いては消して、書いては消してを繰り返す。

執筆を進めていくなかで、もっと他に面白い展開にできるはず。

こんな出来映えじゃ納得できない。

こういった具合で細部にこだわったり、ストーリーや展開、設定を変えれば変えるほど余計、泥沼へとハマっていってしまう。

そして試行錯誤を重ねた挙げ句、いつの間にか作品はお蔵入り。

ついに一度も日の目をみることなく闇へと葬られる。

これって一度でも小説を執筆したことのある作家なら誰にでもあるはず。

多かれ少なかれ。

もし、ないというのであれば、あなたは余程の天才に違いありません。(笑)

まあ、何が言いたいかというと、それだけ誰でも陥りがちのスパイラルなんですね。

では、そうなってしまったとき、どうすればいいのか?

解決方法は?

簡単です。(笑)

そう、踏ん切りをつければいいのです。

『まあ、こんなもんだろう』

と、どこかで区切りをつける。見切りをつければいいのですね。

侮るなかれ。これも立派なテクニックです。

あなたの作品を手に取ってくれる読者だって、何も完全無欠にして最高傑作を読みたいと思ってるわけではありません。

“何となく”面白そうな作品を求めているのです。

それに、あなたがこだわってるポイントに読者が必ずしも賛同するかというと、それも完全に一致するとはいえないでしょう。

むしろ作者の側の視点と読者の側の視点って、大きな隔たりがあったりするものです。

作者の描きたいものと読者の読みたいものは必ずしもイコールではない。

結局、あなたがこだわっている部分は、当の読者にしてみれば別に大した問題ではなかったりすることがほとんどです。(笑)

『簡単に言うなよ』なんて声が聞こえてきそうですが、どこかで割り切る。

泥沼に足を踏み入れる前に。

これが一番の解決方法です。

ここでオススメなのは頭で思い悩んでるものを一度、綺麗さっぱり忘れてリフレッシュすることでしょうか。

散歩に出て外の空気を吸ってくるもよし、シャワーを浴びるのもいい。

友達と飲みに行ったりカラオケに行ったり。

これは人にもよりますが、寝てしまうのが最も効果的かも知れません。

そうすれば起きたときに案外、すんなりと受け入れられたりします。

同時に思わぬアイデアが降ってくるなんてことも。

散々、今まで思い悩んでいたことが、まるで嘘みたいに思えてくるような素晴らしい案が突如として沸き上がってくるなんてことも往々にしてあります。

そうすれば、しめたもの。

忘れないうちに即、デスクに向かいましょう。(笑)

そうそう、ただひとつ。

勘違いしていただきたくないのは、決してこだわるなと言っているわけではありません。

むしろ作品への、こだわりを捨ててしまったら作家としては致命的です。

場面のひとつひとつ。台詞の一字一句。

登場人物たちの髪の毛一本一本に至るまで、こだわるべきです。徹底的に。

考えに考え抜いて、こだわりにこだわり抜いた先にこそ、読者を惹きつけるだけの魅力的な作品を生み出せる。

その可能性が待っているのです。

言ってみれば産みの苦しみです。

しかし『何ごとも程々に』という言葉があるように、過度なこだわりは作品そのものを殺してしまいかねない。

そうなってしまっては本末転倒です。

そのことを念頭に置いておいていただきたいのです。