【名言考察】『認めたくないものだな、自分自身の、若さゆえの過ちというものを』の真の意味とは?

【名言考察】『認めたくないものだな、自分自身の、若さゆえの過ちというものを』の真の意味とは?

どうも、さかいです。^^

さてさて、今回のテーマはズバリ、名言。

『認めたくないものだな、自分自身の、若さゆえの過ちというものを』

皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ご存知、赤い人。とくれば通常の3倍のスピードのあの人。(笑)

そう、シャア・アズナブルの言葉です。

この台詞を吐いた時の彼の年齢は若干、20歳。(笑)

いくらなんでも老けすぎじゃね?(笑)って感じなんですが、ランバ・ラルが35歳と考えれば、この世界の住人は皆、実年齢よりだいぶ年取ってるんだなーという謎の説得力。

ちなみに、この台詞はアニメ『機動戦士ガンダム』の序盤で、
自分の命令で部下を偵察に出したのはいいが、逆に敵(ガンダムね)に返り討ちに遭ってしまった時に発した無念の言葉です。

ファンの間では常識中の常識の言葉。

もはや挨拶代わりに口にする人もいるくらい。(それはどうか知らんけどw)

さて、このシャアの名言とも迷言とも、どちらとも取れる名言ですが、
どういった心境で彼は発したのか。

そこに、どんな意図があったのか。

ズバリ、この台詞は彼の愚痴というかぼやきと取れます。

この頃のシャアは異例の速さで少佐という地位にまで昇り詰めました。

詳細はここでは言及しませんが、ルウム戦役という戦闘で敵の艦隊を彼単体で何隻も沈めた功績によるものだとされてます。

まさに異例の出世。通常の3倍のスピードです。(笑)

それ故、周囲は自分よりも年上のベテラン兵ばかり。
(部下なんて明らかにオッサンだし)

そんな環境も手伝って、きっと常日頃から若いが故に陰で馬鹿にされたり舐められたりしていたはずです。

そのことを本人なりに気にしていたし焦りを感じていたに違いない。

そういった人間関係に密かに思い悩む彼の心境が、この台詞に集約されていると取れるわけです。

これって実社会にもありがちですよね。

あの人は若いから○○だ。どうせ若いから○○だ。

そんなふうに普段から色眼鏡で見られていたのでは時には愚痴りたくもなるというもの。

つまり、それ見たことかと周りに誹謗中傷される自分を認めざるを得ない。

失敗したことによって、まだ自分はひよっこだと自ら証明してしまった。

ここにシャア・アズナブルというひとりの若者のジレンマを垣間見ることができるわけです。

少し話は脱線しますが、筆者自身の若さ故の過ちは、中学時代に集めたエロ本を放り出したまま学校に行って、帰ってきたらいつの間にか机の上に整理整頓されていたことでしょうか。(笑)

認めたくないものだな、自分自身の(意味深)若さ故の性欲というものを。

みなさんの若さ故の過ちはなんですか? よかったらコッソリ教えてください。w