【令和世代に知って欲しい名作】【4DX】『劇場版 機動警察パトレイバー』の色褪せない魅力とレビュー、評価、感想

【令和世代に知って欲しい名作】【4DX】『劇場版 機動警察パトレイバー』の色褪せない魅力とレビュー、評価、感想

どうも! 先日、電気屋さんで待望の任天堂Switchが入荷されており、買おうかどうか迷った挙げ句、買わなかったさかいです。w

いやね、動物の森とゼルダがやりたかったのですが、それ以外のメリットが見いだせず、なんだかんだ合計四万か~ってなっちゃった。(笑)

ソフトも合わせれば、なかなかの出費ですからね。

それに年末にはPS5も控えているわけですし。^^;

そんなわけで今回、ご紹介するのは、皆、大好き 

機動警察パトレイバー劇場版 !

しかし、アニメだからと侮るなかれ。 

これぞジャパアニメーションの原点。 

実写ハリウッド映画にだって引けを取らないクオリティーが、この映画には宝石のように散りばめられております。 

事実、この作品に至っては数々の作品や監督にも影響を与えたと言われており、その完成度には舌を巻くばかり。 

 かのジェームズ・キャメロン監督本人もトルゥーライズという映画のワンシーンは、本映画(正確には次回作の2ですけどね)の影響を受けているとコメントしております。 

ミステリアスな冒頭!

魅力あふれる登場人物たち!

思わず釘付けになるストーリー展開!

大迫力のメカアクション!名シーンを盛り上げに盛り上げるBGM!

最高のスタッフによる最高の演出! 

どれを取っても超のつく一級品。贅沢と言わざるを得ない。これでもかというくらい本作の傑作たる所以を見せつけられます。 

 とても昭和のアニメとは思えない高い技術のアニメーションに釘付けになること間違いなし!(むしろ当時だからできたのであって、逆に現代のCG全盛期の技術で、ここまでのクオリティーを再現するのは難しいんじゃないでしょうか) 

 知らない人のためにストーリーを簡単に説明するとこんな感じです。 

レイバーと呼ばれる人型汎用巨大ロボットが闊歩する近未来。

主に工業用として用いられていたレイバーですが、同時にレイバー犯罪と呼ばれる新たな犯罪も横行することに。

そこで警視庁内に創設されたのがパトロールレイバー中隊こと特化車両二課、通称、特車二課です。

そんな折、レイバー製造の大手、篠原重工に籍を置く技術者が謎の自殺を図ります。

男の名は帆場英一。

そんな帆場の死後、不可解なレイバーの暴走事件が相次ぎ、これに疑問を抱いた特車二課の面々が調査に乗り出すことに。

やがて、一連のレイバー暴走事件の原因が、帆場によって開発された新型のOSの中に仕込まれていたウィルスによるものだったということに気がつき……。 

といった感じです。 

その後は、帆場の思惑を阻止すべく、壮絶なまでのレイバー戦へと舞台を移していきます。 

如何でしょう?これって現代にも通じるとは思いませんか? 

そう、この映画の凄さは卓越したストーリー展開もさることながら、押井監督の先見の明にあります。 

映画が公開になったのは今から31年も前の1989年。この頃から既にテクノロジーの脆弱性を予見していたわけです。 

 劇中で整備班長の榊さんが言います。 

「使う人間さえ間違わなければ機械は決して悪さはしねぇもんだ」 

いやー、おやっさん、深いっす。w 

今や生活必需品となったスマホやPCに意図したウィルスが仕込まれていて、もし、ある日、突然世界中で猛威を振るい出したら? 

考えただけでも恐ろしいしゾッとしますよね? 

そんなことになれば世界中の金融機能は麻痺するし軍事システムだって暴走します。 

もはや我々の生活にとって切っても切り離せないテクノロジーが一瞬にして牙を剥くことに。

そんなことはあり得ないと誰に断言できるでしょうか。汗  

如何でしたでしょうか。上質なエンターテイメントに留まらず、こういった強いメッセージ性が隠されているのも本作の魅力といえるでしょう。^^

しかも何と今年は本作、4DXで公開されるのだそうです!

これって凄くないですか?w 

まさか31年前の映画が劇場で復活するなんて!(笑)

それだけ本作が名作であることの証明だと思います。w

 まだ、未見の方は是非!!!w