【世界の未解決事件】『ジョンベネ殺害事件』の謎とは? 真犯人を考察!

【世界の未解決事件】『ジョンベネ殺害事件』の謎とは? 真犯人を考察!

どうも、さかいです!

さて、今回は世界の未解決事件について。

皆さんは未解決事件と聞いて何を思い浮かべますか?

日本では三億円事件やグリコ森永事件等が有名でしょうか。

比較的、近年ではナンペイ事件や王将事件なんかも多く知られていますね。

さてさて、そんな未解決事件のなかでも世界的に有名な事件。

『ジョンベネ殺害事件』

を個人的な考察もかねて、ご紹介していきたいと思います。

ジョンベネ殺害事件とは?

ジョンベネ・パトリシア・ラムジー

当時6歳のジョンベネ・パトリシア・ラムジーが何者かに誘拐。

1996年12月26日に自宅地下から遺体が発見された事件。

現在も容疑者の特定には至っていない。

被害者が美少女コンテストでグランプリを何度も獲得し、さらに全米有数のセレブ一家で起こったということもあり、当時、マスコミ関係者から大きく報道された。

警察が家族犯行説を取ったことで家族からの協力が得られず、捜査は難航を極めた。

母親のパトリシアは元ミス・ウェストバージニアで、自身が叶えられなかったミス・アメリカになるという夢を娘のジョンベネに叶えさせるため、美少女コンテストに積極的に参加させていた。

父親のジョンはコンピュータ会社を経営しており、兄弟には3歳上の兄・バークがいた。

事件の詳細

1996年12月25日の夜、ジョンベネとその家族は友人らとクリスマスパーティに出席。

一家はパーティが終わると自宅へ戻り、ジョンベネはすでに車の中で眠っていたため、父親が抱きかかえてベッドに連れて行った。

翌26日の朝、ボルダー警察署にジョンベネの母親から

「私の娘のジョンベネが誘拐された」

との電話があり、捜査本部が設置された。

自宅の階段に犯人からのものと思われる脅迫状が置かれており、それを発見した父親が捜査官などに見せたところ、合計3枚の手書きで、自宅のキッチンにあった黄色いメモ用紙に書かれていた。

なお、脅迫状には

「警察には連絡するな。午前8時から10時ごろに連絡する。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」

などと書かれていた。

発見された実際の脅迫状

しかし、指定された10時を過ぎても犯人からの連絡はなく、捜査官が再度家中を探し直した結果、前に探さなかった地下室でジョンベネの遺体が発見される。

また、家の中には何者かが侵入した形跡は残ってなかった。

遺体は、ただちに検死解剖が行われた。

なお、この事件は警察が現場維持を怠る初歩的なミスを犯したため、ジョンベネの遺体に付着していたと考えられる多くの物的証拠が、両親の涙などで台なしとなってしまい、捜査をいたずらに難航させる結果になってしまった。

その後の展開

2006年8月16日

タイ・バンコクで元教師の米国人男性が容疑者として逮捕された。

逮捕後、男性はコロラド州に移送され、DNA鑑定が行われたものの、鑑定結果は不一致。

結果、嫌疑なしとなり釈放され、事件は振り出しに戻った。

2008年7月9日

新たに行われたDNA鑑定により、ジョンベネの家族の潔白が改めて証明されることになった。

ジョンベネの衣類などから採取されていた犯人のものとされる男のDNAが、家族の誰とも一致しなかったのである。

しかし、当初の報道のセンセーショナルさはあまりに強烈であり、現在でもこれを信じ、家族の犯行であると頑なに主張している者も少なくない。

2013年10月26日

地元裁判所が事件捜査を受けた1999年当時の大陪審の決定書を公表した。

その中身は

「殺害の実行犯は不明だが、ジョンベネが何者かに誘拐されるような形で放置した虐待罪で両親の起訴を促すものであったが、地区検事は『証拠不足』として起訴を断念した」

というものであった。

2016年6月22日

当事件の犯人と思われる人物が、最低でも20個の児童ポルノをGoogleのメールアドレスにアップロードした件で逮捕された。

2019年1月11日

児童ポルノ所持で収監されている人物が、友人に送った手紙の中でジョンベネ殺害を自供したと報じられた。

考察

俗に未解決と称される事件は、警察による初動捜査ミスが散見される場合が多いです。(ブラックダリア事件とかもね)

あるいは隠蔽を思わせる不可思議な挙動を取ったりと。

なので、初動捜査を誤らず、かつ隠蔽も行わなければ世の中から大抵の未解決事件はなくなるはず。

少し話が逸れましたが、この『ジョンベネ殺害事件』も、その例に漏れず。

しっかりと警察は初動でミスを犯しています。

現場保全は鉄則であるにもかかわらず、なにを思ったのか荒らしてしまっており、一緒に大切な証拠も使い物にならなくしてしまってます。

もしかすると、この時点で事件の行く末は決まっていたのかも知れません。

さて、この事件について状況を簡単に整理したいと思います。

・脅迫状が見つかるも、その後、犯人からの音沙汰は無し

・家の中に侵入者の形跡はなし

・最初に探していなかった地下室から被害者の遺体が発見される

・警察が初動でミス。証拠を消し去ってしまう

この事件には多数のミスディレクション、つまりは引っかけ要素が盛り込まれているような気がします。

それら偽の証拠が捜査の目を曇らせているのではないでしょうか。

なので細かい要素は、この際、排除したいと思います。(笑)

で、最も着目したのは脅迫状が用意されていたのにもかかわらず、外部からの侵入の形跡がみられなかった点。

この点ついては特に矛盾を感じられてならない。

仮に内部、ないし家族の犯行であったのなら、当然、脅迫状は偽装。

そのうえで外部から侵入した痕跡までをセットで捏造しなければ不自然なわけですね。

脅迫状はあるけど侵入者はなし。

筋が通らないわけです。

この時点で家族は真っ先に警察に怪しまれる。

わざわざ自分たちに捜査の矛先を向けさせる理由はない。

そのため、やはり父親、母親、兄ら家族は容疑者の線から外して差し支えないのではないかと。

家族を容疑者から外していい理由は更にもうひとつ。

脅迫状から被害者の性器に残されていたDNAから。

現在まで、ひとつとして家族に結びつく証拠が出ていない点。(勿論、直接的にという意味で)

これは決定的なのではないでしょうか。

結論として。

少なくとも直接的に関わった犯人は外部の人間。

肝心の侵入の痕跡については例によって初動で警察がなにかを見落としていたか、あるいは自ら消し去ってしまったか。

仮に内部の偽装なら分かりやすい痕跡を作ったはず。

それはもうこれ見よがしに。 見つけてくださいとばかりに。

あえて自ら矛盾を作って複雑化する理由はないように思えます。

真犯人の意図は今となっては知る由もありませんが、脅迫状は本物で実際に犯人が作成したものである可能性が高い。

その後はなんらかの理由(計画が狂った、またはトラブルが起きた等)で実行には移さなかった。

また、被害者が有名人だったのも悲運でした。

その分、多くの容疑者が捜査線上に浮かんでしまった。

外部に絞って捜査しても辿り着くのは至難だったことでしょう。(当時はDNA鑑定も曖昧だったし)

あなたはどう感じましたか?^^

引用:Wikipedia