【ややネタバレあり】映画『イコライザー』を観た感想、評価、レビュー

どうも、さかいです!
今回は映画レビュー。^^
映画『イコライザー』です。
以前から周りや知人からメチャ勧められていたにもかかわらず、何故かスルーしてきた本作品。(笑)
いや、ジャンルとしてはドンピシャなんですよ。
アクションあり人情あり銃撃戦あり。
実に映画らしい映画。
ザ・ハリウッドって感じで王道とでもいうのか。
なにより爆発シーンがある。(笑)
わたしの作品を一度でも読んでいただけている方でしたら、きっと分かってくれるはず。(笑)
けど、なんでしょうかね。
主演がデンゼル・ワシントンというのが琴線に触れなかった理由でしょうか。^^;
彼の作品は割と当たり外れが多いというか。
あくまで個人的な趣味なのかもですが、そういったイメージが強くて。(笑)
と、まあ、前置きはこのくらいにして。
評価と感想を述べていきたいと思います。
評価
ストーリー
★★☆☆☆
キャラクター
★★★★☆
どんでん返し
★★☆☆☆
総合
★★★★☆
あらすじ
19秒で世の中の悪を完全抹消する。
守るべきは少女の“夢”、正すべきは世の“不正”
<ストーリー>
昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。
元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。
ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。
人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。
それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。
しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが・・・
<キャスト>
ロバート・マッコール:デンゼル・ワシントン(大塚明夫)
テリー:クロエ・グレース・モレッツ(潘めぐみ)
テディ:マートン・ソーカス(山路和弘)
引用:Amazon
感想
まあ、王道です。(笑)
ストーリー自体は実にアルアル。
珍しくもなんともない。
学園ラブコメでいうところの、食パン咥えながら『遅刻、遅刻!』や、ぶつかった相手が転校生だったのと同じくらい。
アクション映画にありがちな物語序盤で主人公の関係者が酷い目に遭わされ、怒りメーターならぬフラストレーションが主人公と一緒に視聴者も急上昇。
んでもって、引っ張って引っ張って後半辺りで一気に復讐劇へと。
『ランボー 怒りの鉄拳』が炸裂します。
所謂、『必殺仕事人』的なパターンとでもいえば分かりやすいでしょうか。
そう、この『イコライザー』はまさしくハリウッド版の仕事人。

同じようなストーリー展開としては、リーアム・ニーソンの『96時間』やバーホーベンの旧『ロボコップ』、ジェイソン・ステイサムスやスティーブン・セガールの沈黙シリーズ。
既に使い古されたパターンながら、いかにこのプロットがアクション映画において優秀なのか分かります。
日本の生み出した『必殺仕事人』が世界に与えたであろう影響力の大きさも。
まあ、この手の映画においてストーリーは二の次。
元々、視聴者は劇中で繰り広げられるアクション見たさで視聴しているわけで。
そういう意味では、この『イコライザー』も例に漏れず。
他の作品と比べ特段、目立った箇所も秀でている箇所もございません。(笑)
アクションにかんしても至って平凡。(というか既に目が肥えてしまっているのもあるのでしょう)
そうそう、この主人公、何故かストップウォッチを押してから敵を薙ぎ倒しタイムを計るのですが、そういった描写は面白かったです。(理由は謎です。新記録とか気にしているのでしょうか。^^;)
これについては観客側に『ドヤっ!』と思わせたいがため、制作側の仕組んだ演出なのでしょう。w
しかし!
しかしですよ? 勿論、面白かった点もあります。
この点が他のアクション映画と棲み分けできていて非常に秀逸でした。
なんと今回のデンゼル・ワシントンは銃を使わない!(笑)
そう、主人公は元CIAという設定にもかかわらず敵を倒すのに銃を使わないんですね。
これは斬新! なかなか面白いなと。(笑)
じゃあ、なにを使って倒すのかといいますと。
主人公は普段、町のホームセンターの店員として働いているのですが(元CIAという身分は隠している)、店の商品であるトンカチや電気ドリル、釘打ち機を使うのですね。
(絶対、この監督、仕事人好きやろw)
他には身近にある本とかの角を使ったりとか。(主人公は読書家という設定)
この辺りが、あえて王道から外れていて好感が持てるし印象にも残る。
次はどの道具を使ってどんなふうに悪者を倒すのか。
そういうのを期待するし次の展開が読めない。
この点が主人公が魅力的に映る理由なのではないでしょうか。
そんなこともあって個人的には『ジョン・ウィック』よりも好きですね。^^
ホームセンターの店員という設定が等身大というか身近な存在に感じるのもいい。
殺しに転じているときとの間でギャップ効果もあります。
昼間はホームセンターの店員、そして夜の顔は!
みたいなね。^^
あとは、なにげに名言も多かったです。
なかでも
『人は、なりたいものになれる』
や
『完璧より前進』
が、個人的にはグッときました。w

オススメする人
とにかく、スカッとしたい人。(笑)
日々の鬱憤を晴らしたい人。
なにも考えずに映画を楽しみたい人。
王道アクションが好きな人でしたら、まず失敗することはないでしょう。
それくらい気楽に観てもらっていい映画です。
まあ、ちょっと暗殺要素もあるので、そういった所謂、血の表現が苦手な人は(とはいっても普通のアクション映画並みです)避けた方がよいかも知れません。
王道だけに特段、目立ったアクションもどんでん返しもない本作ですが、設定にかんしては光るものがありました。
というか、面白かったです。(笑)
わたしのように脳キン映画が好きな方には自信を持ってオススメできる一本です。^^
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この週末にでも是非。^^
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