結局、多くの人に読まれる作品って何? について考えてみた。

結局、多くの人に読まれる作品って何? について考えてみた。

どうも、さかいです!

ここんとこ情報系の記事が続いたので雑談なんかをば。(笑)

たまには、こーゆーのもいいよね。^^;

今現在の自分の生活の中心というかライフワークは

小説執筆>ブログ>YouTube

といった具合に優先順位があって最も力を入れているのは小説の執筆業なわけなんだけど、ふと思ったんですね。

多くの人に読まれる作品って、どんなかなーと。

小説というジャンルに限ってのみ言えば、それこそ星の数ほどの作品が出ているわけで。

その星の中から手にとってもらえて、かつ面白いと思ってもらえる作品ってほんの一握り。

そんな過酷な世界のなかで、いかに興味を持ってもらえる作品を書くか。

ただでさえ、これだけエンタメが溢れかえってる現代。

ゲームにアニメ、漫画、ネトフリにSNS、海外ドラマ。

皆、暇を持てあましているようで案外、忙しい。

400年以上前から存在してる小説という娯楽に手を出して読もうとする人って確実に減少傾向にあるんじゃないかと。

そんな生き馬の目を抜く勢いのなか、身を投じているのだから、こりゃ大変なこと。(笑)

ちょっとやそっとのことじゃ手にとってなんてもらえない。

とはいえ、やっぱ、お金もらって書いてる以上、相応のクオリティーになるよう心がける必要があるし、なるだけ色んな人に読んでもらいたいという欲求は常にどこかでついて回る。

だからといってブームに乗っかったり媚びを売るような作品を書くなんてのはまっぴら。

常に他にはない尖った作品を書いていたい。

というのが一応のポリシー。

だって、どこにでもあるような作品を書く意味って?

たまに量産型みたいな作品を見かけるけど、あれって二匹目のドジョウ狙いみたいで大嫌い。

たとえば『魔法少女』が流行ったら、それに追従するように『魔法少女○○○』みたいのが急に増殖し始めるし、『異世界転生』何チャラが流行ったら皆、挙って『異世界』というワードをタイトルに挿入し始める。

『転スラ』みたいな作品を読みたければ 『転スラ』 を読めばいいだけの話だし、『鬼滅の刃』みたいな話が読みたければ 『鬼滅の刃』 を読めばいい。

パンが無ければケーキを食べればいいじゃない。(byマリーアントワネット)的な。w

わざわざ量産型を読む必要なんて無い気がするんだけど、そういった作品が幅を利かせているということは、ある程度、需要があるということなのでしょうね、きっと。

まあ、そんなこと言ってられないほど業界は過酷ってことなのでしょう。w

少しでも売れる要素があるなら、プライドをかなぐり捨ててでも食らいついていく。

なんだか出版業界の闇を目の当たりにしているような気がします。^^;

フリーでやってる自分なんて更に過酷。w

だって宣伝能力もバックもない。

なのでプロモなんて一切、期待できない。

武器といえば面白い作品を書き続けることのみ。

じゃあ結局、面白い作品って?

その答えは自分のなかにある。というか自分のなかにしかない。

自分の持ってる物差し以上のもので計ることはできない。

これまでの自分の人生、目にしてきた面白いもの、感動したもの、心揺さぶられたものが全て。

とはいえ、基本、漫画やアニメは観る機会が乏しく、自分の場合、映画や海外ドラマが基準になってる部分がある。

というか、それしか知らない。w(本当はアカンのかもだけどw)

なので、持ってる世界観なんか、どうしてもそっちへ行ってしまう。

これが正しいことなのかどうか。^^;

漫画には漫画だからこそ面白い要素があって、ドラマはドラマの枠内だからこそ面白い要素がある。

そこへきて映画の世界観を丸ごと小説にぶっこむという暴挙。(笑)

それが正しく出来ているかどうかは別として、自分としてはやってるつもり。

自分みたいに文才も表現力もない作家は、とにかく展開の面白さとテンポの良さで持っていくしかない。

それこそ2時間映画みたいに。

これは常々、自覚していることでもあるし意識していること。

この判断については、とりあえず間違ってはないと思う。w

これまで読んできた小説だって中盤、中だるみしたり展開が退屈だったりと、そういった作品は腐るほど読んできたから。

(それらを書いた作者さん本人は面白いと思って書いてるのかもだけど。^^;)

結局、人間が面白いと思える話って、その人の人生が投影されているのだと思う。

たとえば、母子家庭で育った方ならシングルマザーをテーマにした作品が心に響くし、刑事ドラマに憧れた人なら刑事モノが面白いと思う。

まあ、そんな単純な話でもなく、色々な要素が複雑に絡み合ってるのだろうけど。^^;

要は、その著者さんの張り巡らせたアンテナに、どれだけの人が共感できるか。

そのアンテナに多くの人が集まってくればヒットと呼ばれるようになるし、そうでなければ単なるオナニー作品だの駄作だの言われるだけの話。(笑)

そういうことなんじゃないかな。

ま、とどのつまり『面白い』って理屈で推し量れるものじゃなく運なのかも。

身も蓋もない話になってしまった。w

今回はグダグダのまま終わりたいと思います。(笑)