ショッカー? 黒の組織?悪の組織って本当にいるのか? 真剣に考えてみた

ショッカー? 黒の組織?悪の組織って本当にいるのか? 真剣に考えてみた

皆さんは悪の組織と聞いて何を思い浮かべますか?

創作なんかでいうと『ショッカー』、『黒の組織』だったり。

現実世界では『オウム真理教』、『イスラム国』、『アルカイダ』なんかをイメージする人も多いのではないでしょうか?

では、彼らの目的は?

創作世界では漠然と世界征服。

反面、現実の悪の組織では宗教上の理由や政治的な主張を意図とした構図が目立つことに気づかされます。

こうして考えてみると、政治や宗教の絡まないショッカーなんかの方が分かりやすいですよね。w

少し個人的な話にはなってしまいますが、実は最近、自著執筆のためのリサーチも兼ねて、とある本を読んだのですね。

ちょっと悪の組織を登場させる構想があって、そのための取材というわけ。w

でも、そんじゃそこらの、ありふれて使い古されたような秘密結社を登場させたのでは面白くない。

ほら、お話の中の悪の組織って、どこか目的が抽象的というか漠然としてるのが多くありません?

なんとなく地球征服や世界征服を謳うものの支配して何がしたいのか。

世界をどうしたいのか。

その辺りがあまり詳しく語られない。

(まあ、あるっちゃあるけど『うーん』みたいな浮き世離れしてるのが多い気がする)

どうせなら実在してそうな。

本当にいてもおかしくないような悪の組織を登場させたい。

いや、いっそ本当にいる(かも知れない)組織を登場させてしまえ。

ってな感じです。w

勿論、組織の存在意義については誰もが納得できるような理由付けもしてね。

そこで手に取った本というのは、闇の政府(ディープ・ステート) と呼ばれる組織に関連した書籍ですね。

個人的には、この闇の政府ことディープ・ステートなる組織が、近年、最もリアルな悪の組織に近いのではないかと思ってます。(『闇の政府』というワードが既に厨二心をくすぐるw)

というか以前から思ってました。

これは面白い!

是非、作品内に登場させてみたい!

まあ、あまり一般には浸透してないし、どちらかというと陰謀論者や都市伝説界隈で噂されている程度の組織なので、ご存知ない方もいることかと思います。^^;

※ちなみに彼らの組織自らが『俺たちは闇の政府だ!』みたいに名乗ってるわけじゃありませんw なので、あくまで俗称ですね。

これって、ちょっと前のアメリカ大統領選で前大統領のトランプ氏が口にしたことで一気に広まることになりました。(懐かしい。^^;)

そして肝心の本の内容はというと、まだ読んでる途中なので何とも言えないのですが、まあ、なくはないかなと。(笑)

実在してても不思議じゃないよねといった程度。

(もし、読了したら改めて感想を本ブログにて公開する予定です^^)

絶対に実在する!

みたいな確信は持てないし、いまいち根拠も薄い。

どこか抽象的だし。

なんでしょう。

エジプトのピラミッドを作ったのは実は宇宙人だった!

みたいな説と同じ匂いを個人的には感じます。^^;

まあ、読み物としては面白いし、きちんと筋道だって通ってる。

(いや、説得力ある部分はあるんですよ? なので頭ごなしには否定できません)

つまり、創作の題材として扱う分なら十分、耐えうる素材かなと。

おかげで刺激にはなったしインスピレーションにもなりました。

やっぱり取材はしてみるものですね。^^

もしも、闇の政府が本当に実在したら?

みたいなテーマとして扱うなら、これ以上ないくらい面白くなる。

丁度、グローバルが作品のテーマにもなってるしね。(あ、自著の話です。^^;)

まさに敵役としては申し分ない。

まあ、もしも、この組織が実在してるのだとしたら、これはこれで実に恐ろしい組織といえます。

詳しい内容はここでは差し控えますが、わたしたちが今まで歴史の授業で習ってきた常識や世界観といったものが、彼らの存在によって正直、ぶっ飛びます。w

(もっとも歴史の授業自体、その国々で教えてる内容が違ってるし解釈だって違う。ほとんど洗脳に近いものはあるのですけどね^^;)

今まで歴史の被害者だと思っていた、あの人種の人たちが実は恐ろしい牙を隠し持っているのではないかとか。

独裁者として名高い、あの人物は実は名君だったのではないかとか。

挙げ句、東西冷戦は八百長だったのではないかとか。

そういった歴史の闇にまで切り込んでいくことになる。

ぶっちゃけ、スケールは壮大です。w

とても一言では言い表せない。

(しかし、近年の世界や日本の世論の動きなんかをみてると、当たらずといえども遠からずといった気にはなる)

ね? 面白そうでしょ?w

もし仮に、このディープ・ステートなる組織が実在するとなれば、世界共通でタブー視されてきた存在が、むしろ逆説的な立ち位置として浮かび上がってくるというわけ。

ま、案外、歴史ってそんなものなのかも知れない。^^;

歴史に善悪とかって実はさほど重要じゃなくって、その時代の権力者や戦勝国、価値観、論調なんかによって、どんどん事実が歪められていって後世に語り継がれていく。

(こうなってしまったら、もう何が本当で何が事実なのやらw)

下手をすれば存在すらしてなかった偉人。

陰も形もなかったような出来事を、さも事実として伝えられる。

(まさに死人に口なし。いくらでも後付け設定できるしねw)

もしかすると我々は誰かの創作したファンタジーを歴史として認識し勉強したつもりになっているだけなのかも知れません。^^;

と、また少し話が脱線しました。w

でも、本当に世界征服を現実的に考えるのだとしたら?

やっぱりアメリカという国がキーパーソンにはなってくる。

(この辺りは本の主張と一致してる)

アメリカを制すことができれば世界を制すことができるといっても過言ではない。

事実、アメリカは政府で通貨を発行せず米連邦準備制度理事会(FRB)に頼り切ってる。

通貨発行権を握られてる。

つまり、この時点で支配されてるといってもいい。

金の力は偉大。

現実の世界を手中に収めるのに悪の秘密兵器は必要ない。

金さえ握れば司法やメディア、法執行機関だって支配できる。

なんなら人の思想すら自在に操れてしまえる。(これが民主主義の実態?)

しかも、その陰ではロスチャイルド、ロックフェラーなんかの存在も噂されていたり。

ウォール街は特定の人種が牛耳っていたり。

もしかすると既に世界は誰かの手中にあるのかも知れない。

こういった話って昔っから尽きない。

現実における悪の組織って実に複雑だし決して一枚岩ではない。

国家観や人種、文化や宗教、解釈、歴史認識によって見え方だって違ってくる。

片側から見れば悪でも、もう片側から見れば善だったり。

だからこそ面白いしロマンがある。(笑)

あなたはどう感じましたか?^^