【映画批評】辛口WEB小説家が『オールド』を観た正直な感想、評価、レビュー!※ややネタバレあり
- 2022.02.20
- 映画

どうも、さかいです!
今回は映画レビュー。^^
『オールド』です。
一言で言うと、
俺たち、全員そろって浦島太郎ズ!
みたいな感じでしょうか。(笑)
似たような系列では、閉鎖的な空間を利用し人間ドラマを描いた『CUBE』が真っ先に思い出されます。
さて、結局、この『オールド』面白かったのか?
つまらなかったのか?
その評価はいかに?w
『シックス・センス』『スプリット』のM・ナイト・シャマランが放つ、謎解きタイムスリラー
そのビーチでは一生が一日で終わる。
【ストーリー】
休暇で人里離れた美しいビーチを訪れた複数の家族。
楽しいひと時を過ごしていた矢先、ひとりの母親が突然姿を消した息子を探している??
母親が息子の姿に気付かないのも無理はなかった。なんと6歳だった息子は、
少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていたのだ。
一体このビーチで何が起こっているのか?
【キャスト】
ガエル・ガルシア・ベルナル:ガイ役『アモーレス・ペロス』『天国の口、終りの楽園。』『リメンバー・ミー』
ヴィッキー・クリープス:プリスカ役『最後のフェルメール ナチスを欺いた画家』『ファントム・スレッド』
アレックス・ウルフ:トレント役『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『ヘレディタリー/継承』
トーマシン・マッケンジー:マドックス役『ジョジョ・ラビット』『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』
ルーファス・シーウェル:チャールズ役『ファーザー』『キング・オブ・エジプト』『ホリデイ』
ケン・レオン:ジャリン役「LOST」シリーズ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【スタッフ】
監督・製作・出演
M・ナイト・シャマラン:『シックス・センス』『スプリット』『アンブレイカブル』『ミスター・ガラス』
製作
アシュウィン・ラジャン:『スプリット』『ミスター・ガラス』
マーク・ビエンストック:『スプリット』『ミスター・ガラス』
製作総指揮
スティーヴン・シュナイダー:『スプリット』『ミスター・ガラス』『パラノーマル・アクティビティ』
引用:Amazon
評価
ストーリー
★★★★☆
キャラクター
★★★☆☆
どんでん返し
★★★★☆
総合
★★★★☆
感想
まず本作でメガホンをとったのは『シックスセンス』等で有名なM・ナイト・シャマラン監督。
さかい個人としては、この点が一番の不安要素でした。^^;
だって、この監督さんの作品って何故か途中で必ず寝てしまうんですもん。(笑)
なんでしょう、勿論、世間的には超有名な監督さんですし、実力もあるのでしょうけど、その辺りは相性ということなのでしょう。^^;
たとえ、どんな名作であろうと合わない作品は合わない。w
友人同士や男女の出会いなんかと一緒で映画にだって個人差はあるものです。
なもんで最初、鑑賞しようかどうか迷ったくらいだったのですが脳内会議の結果、時間を割くことに決定いたしました。w
何故ならテーマと設定が、めちゃくちゃ気になったから。(これに尽きるw)
本作の舞台は、とあるリゾート地のビーチ。
なんと、そのビーチでは普通の世界よりも早く時間が経過していく。
しかもビーチという広大な舞台を用いながらも脱出は不可能。(なんと脱出しようとすると気を失ってしまい振り出しに戻されてしまう)
もうね、この設定だけで手が震えてしまうほどワクワクしてしまう。(完全にヤバいやつw)
こんな面白そうな設定、観るしかないやろ!!w
ってなもんで二つ返事で即レンタル!w
『CUBE』を筆頭にした密室系サスペンスが大好物な、さかいにとってこれはもう必須科目といっても過言ではない。
とはいえ、密室系サスペンスって意外とハズレが多いのも事実。(実際、9割9分つまらないw)
何度も期待しては裏切られてきた苦い経験があるので(プラットフォームとか^^;)ちょっと警戒しながらも鑑賞スタート。
しかし、始まってから30分くらい経過した頃でしょうか。
そんな不安は吹っ飛んでおりました。w
いつものシャマラン症候群(眠気のことねw)が発症することもなく。
お話も大変テンポよく進んでいくため、冒頭の人物紹介が済んだ頃には既に引き込まれていました。
もっと時間をかけて時間が早く進むことを説明していくのかと思いきや、結構、早くの段階から、そのことを裏付ける事件が頻発。
『あれれ? なんか様子がおかしくね?』
や
『この人、どうなっちゃったの?』
みたいな調子で思わず興味をそそられるシーンが連鎖していきます。
で、この感覚って何かに似てるなって思ったら、『世にも奇妙な物語』に似てる。(笑)
そして、この手の閉鎖的サスペンスにありがちな、最初はまともだった人たちが、どんどん狂いだしていく系の展開へと。
いいぞいいぞ!w
気づけば胸躍らせてる自分がいました。(完全にサイコパス?w)
いやー、こういうドロドロなの好きですわ。w
時間が早く経過していくということは、当然のことながら、冒頭まで子供だった登場人物たちは一気に青年期に。
中年だった登場人物たちは老人に。
最初っから老人だった人たちは……。
といった具合に急速に変化していく体に心がついていけないといった心理描写は実に秀逸。
(相対性理論もビックリ!w)
なかなか面白い設定でした。
この流れを利用しての、ちょっとした家族愛なんかも描きつつ。
かつ若干のホラー要素も入ってたりで、絵的にも展開的にも観る側を飽きさせない。
もし、この場にガチで自分がいたら、どうしていただろう?
なんて気づいたころには真剣に考えてしまっておりました。(笑)
しかし映画の状況としては絶望的。
精神錯乱や事故死、溺死等、次々と登場人物たちが数を減らしていくなか、
『あー、こりゃ全滅するパターンやなあ』
などと勝手にラストを予想していたのですが、とんでもない。w
きちんと救済がありました。
『CUBE』のラストみたいに、この手の映画は比較的、
どうしてそのような状況に陥ったのか?
や
最後、主人公たちはどうなってしまったのか?
などといった点が描かれないというか意図して、うやむやにされる場合が多いのですが本作に至っては全然、そんなことはありませんでした。
視聴者を消化不良にさせないよう、丁寧に最後の最後まで語られております。
それが良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが(笑)個人的にはスッキリしました。
(うやむや系の方が好みっちゃ好みだけども^^;)
設定にやや無理があるような気はするものの、地球の所々にはまだまだ未開の地があって、一部、重力の働き方が違っていたり、原因不明の奇病が流行ったりしている土地が実在しているので、こんな場所も、もしかして探せばあるのかも知れないなーなんて漠然と納得。
で、その現象を利用しようとする、とある悪の企業が登場するのですが、彼らの思惑にも思わず考えさせられるものが。
確かに、そういった目的なら、こんな行動に出たことにも説得力があるなあなんて。
今のこのご時世なら、なおのこと。^^;
正直、このラストの描き方には度肝を抜かれたというか、
あー、ここまで描いちゃうんだ!
なんて色々な意味で感心したわけですけど、まあ、たまにはこういうのもいいよね!
(ホント、この手の密室系サスペンスとしては異色w)
にしても時間の流れって本当に恐ろしい。(笑)
そんなふうに切実に感じました。w

オススメする人
まず、若干のホラー要素があります。
そこまでのグロというかエグい描写はボヤかされていたりと配慮がされてるのですが、その手の表現が苦手な人や耐性のない方には注意が必要です。
とはいえ、そういったグロ表現がメインではないので、先述したように『世にも奇妙な物語』や星新一の小説なんかがお好きな方には、きっと十分なくらい楽しめる内容になっているのではないかと。
さかいと同じく『CUBE』なんかが好きな人にもオススメです。^^
さてさて、いかがだったでしょうか?
なかなか名作というか、面白い作品の生まれづらい、この密室系サスペンスというジャンルですが、本作に至っては十分に及第点。
楽しめる作品に仕上がっていたのではないかと個人的には評価します。^^
(多少のご都合主義はご愛敬w)
いかがでしょうか?
今度の週末にでも是非!^^
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