【華麗なる詐欺の世界】知らなきゃ絶対に損する!? 驚くべき“おとり商法”の手口
- 2020.11.22
- 華麗なる詐欺の世界
こんにちわ、リンです!
皆さんは、この連休はいかがお過ごしですか?
わたしはパスタのとっても美味しいお店を見つけました。
とは言っても、お仕事の最中だったので、それほど長くはいられなかったんですけどね。(笑)
ということで、今回の記事はわたしから。
詐欺について、ご紹介していきたいと思います。
その記念すべき第1弾は
『おとり商法』
です。
皆さんは、おとり商法と聞いて何を思い浮かべますか?
不動産屋さんの見せ物件でしょうか?
それともフィッシング詐欺?
流石です!
どちらも正解です!
実は、この『おとり商法』
結構、その歴史は古かったりします。ご存知でしたか?
おとり商法と一言で言っても、バリエーションは実に多彩です。
対象はマットレスから家庭用品、中古車などありとあらゆる商品が対象になります。
中でもマットレス商法は、一番ありふれていて一部の一流デパートでも実際に行われていたことがありました。
有名ブランドのマットレスがとても安い値段で広告に載っているのですが、お客さんがお店に行ってみると、たいていの場合、陳列されていなくって、カタログの写真が参考に置いてあるだけ。
仮に陳列してあっても汚れていたり、でこぼこしていたり、薄っぺらかったり。
そこでセールスマンは、
『この商品はガラクタだ』
と耳打ちしてきます。
そうしながら彼は周囲を見渡し、上司に聞こえないよう確かめる演技をします。
そして、もっと高いマットレスを指さして
『こちらの方が、ずっとずっと、物が良いから何年も持ちますよ。あっちは半年でペチャンコになります』
と言って薦めてきます。
同様のおとり商法は家電製品なんかでもあったりします。
安売りになっていた新製品は売り切れですが、
『ほとんど変わらなくて、もっと安いモデルがありますよ』
なんてセールスマンが嬉しそうに言ってきます。
モデル『XL3761』を313ドルで買おうと思っていた、お客さんは、よく似たモデル『XL3760』を303ドルでどうかと言われます。
モデルナンバーの最後の一桁が物語っていますよね。
『1』は今年の新モデルですが、『0』は昨年の売れ残り商品です。
実際は10ドルではなく、50から60くらい安く買えるはずです。
こうしたテクニックはテレビの通販番組なんかでも、お馴染みですよね。
買い手の心理効果を巧みに利用した手口です。
同じ『すり替え』の商法として、中古車の広告なんかでも常習的です。
このケースは、残念ながら広告のお買い得車を目当てに、お金を握りしめて会場へ急いでも無駄足になってしまいます。
不思議と何故か、いつも売り切れてしまっています。
もうおわかりですよね?
『でも、こちらの車もいいですよ。広告には出ていない特別提供品です』
とセールスマンは売り込みを始めます。
余談ですけど、『限定』や『特別』などといった言葉には特に要注意です。
これって相手の購買意欲を促す、所謂、カリギュラ効果と呼ばれる心理テクニックの一種でもあったりします。
ちなみに商業改善局(日本でいうところの消費者庁?)が調査した、ある事例では、広告に掲載されていた8台のうち7台が試乗できる状態ではないか、すでに存在していなかったというのだから驚きですよね!
さて、いかがでしたか?^^
上手く、ご説明できていればいいけど。。。(汗)
こんなふうに詐欺は手を変え品を変えて、わたしたちの日常の至る場所に潜んでます。
上手い話には必ず裏があると思って、まず間違いはありません。
逆に、それさえ心得ておけば、ほとんどの騙しのの手口に引っかかることはないとも言えます。
皆さんも詐欺には、くれぐれも気をつけてくださいね!
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