3分で完全マスター! 『オンドゥル語』の正しい使い方

3分で完全マスター! 『オンドゥル語』の正しい使い方

どうも、さかいです!

皆さんは『オンドゥル語』をご存知ですか?

今から数年前、日本中(?)を席巻した言葉で、英語や中国語、ロシア語、フランス語に続いて今も尚、愛され続けている言語のひとつです。

今回は、そのオンドゥル語について紹介していきたいと思います。

オンドゥル語とは?

オンドゥル語とは特撮番組『仮面ライダー剣』での俳優陣の滑舌の悪さから生まれた空耳、あるいはそれらを元にした架空の言語である。


というか「滑舌が悪くて何を言っているのかよくわからず、未知の言語に聞こえる言葉」という意味で使われる事も多い。

名称は第1話にて、主人公・剣崎一真(ブレイド)が「本当に裏切ったんですか!」と叫ぶシーンのはずが、演じた椿隆之の滑舌が悪かったため「オンドゥルルラギッタンディスカー!」と聞こえたことに由来する。

概要

テレビドラマ『仮面ライダー剣』で主人公が発した滑舌の悪い台詞回しを元にして、一部のファンが遊びで考え出した空耳ネタ(聞き取りづらい台詞を、耳に聞こえた通りに書き記し、それをオンドゥル語と名付けたもの)。従って、『仮面ライダークウガ』におけるグロンギ語のような公式設定ではない。

また、『仮面ライダー剣』とは無関係の作品でも、聞き取りにくい言葉はオンドゥル語と呼ばれることもある。なおオンドゥル語の表記には半角カナを使うことが多い。

由来

オンドゥル語遊びの発端およびその名前の由来は、『仮面ライダー剣』第1話で、主人公の剣崎一真(仮面ライダーブレイド)が先輩の橘朔也(仮面ライダーギャレン)に対して言った「本当に裏切ったんですか!?」という台詞が、滑舌が悪かったため視聴者の多くには「オンドゥルルラギッタンディスカー!?」と聞こえた事にある。

これがまず「Livedoor したらば掲示板」で、次いで匿名掲示板大手の2ちゃんねるで面白がられ、インターネットコミュニティに広がった。

この台詞のほか、第3話での橘の台詞も発音が不鮮明だったためオンドゥル語とされた。

その後「剣崎一真は実はオンドゥル星の王子で、本名はオンドゥル8世」という破天荒かつ非公式な設定が一部のファンの間で創作され、それ以降の聞き取りづらい台詞もオンドゥル語と呼ばれるようになる。

台詞が聴き取りづらくなった理由には、剣崎役の椿隆之の俳優キャリアが短かったことや、序盤の脚本には糾弾などで叫ぶシーンが多かったこと、敵に殴打されている場面での台詞であることなどが挙げられる。

ただしそれ以降のオンドゥル語は、無理な解釈をしたり実際には聞こえない音を加えるなどして、滑舌の悪さよりも聞き間違えた台詞の滑稽さを強調したものも多い。

さらに剣崎役の椿の滑舌も徐々に良くなっていったため、シリーズ後半になるころには、橘の「でたらめを言うな」や「やはりそういうことか」、「これ食ってもいいかな?」などのごく普通に聞き取れる台詞の他、橘や睦月の発する尋常でない悲鳴も、MADムービー等のネタとして頻繁に使われることになった。

特に橘に関しては、一部のファンからの支持を得ており、その結果「仮面ライダーケタック(由来は『仮面ライダーカブト』の公式HPでの誤植)」「謎の男(ケタックに変身する男で、天野浩成が演じていると言う設定)」などのコラージュライダーを生むこととなった。

但しあくまでも悪ふざけから誕生した用語であるため、『仮面ライダー剣』のファンの中ではこの用語・用例(または「オンドゥル」という言葉そのもの)の使用が嫌われる場合もある。

放送後においては、『剣』に限らず他の特撮や一般ドラマ、アニメなどの視聴者の間でも、「演技が拙い」「滑舌が悪い」ことを指す一種の隠語として転じられたことがあり、「あの役者はオンドゥルだ」「演技がオンドゥ(ル)ってる」などと使われていた。

LESSON.1 基礎編

オンドゥル語は決して難しい言語ではありません。

慣れれば誰にでも話せます。

もし難しい場合は、雪国の方言等をイメージすると良いかも知れません。

その点を踏まえて発音から練習していきましょう。

オンドゥルルラギッタンディスカー!!…「本当に裏切ったんですかー!」

ダディャーナザァン!!…「橘さん!」

ワンポイントアドバイス 同義語で「タチャバラサン!!」・「タチュバラサン」・「タチュバナサン」・「タチバンサン」などがある。また、この語により橘朔也を愛称で「ダディ」と呼ぶこともある。

シンセラレナイ…「信じられない」

ケッチャコ!!…「決着を!」

マゼラン!…「何故だ!」

ソノマシンカラリロ・・・「そのマシンから降りろ」

ナズェミデルンディス!!…「なぜ見てるんです!!」

キバッテルデショ!!…「決まってるでしょ!」

ウゾダドンドコドーン!!…「嘘だそんなことー!」

オデノカラダハボドボドダ…「俺の体はボロボロだ」 

オレァクサムヲムッコロス!!…「俺は貴様をぶっ殺す!!」

ウニナンダヨ…「無理なんだよ」

ディオバスティオ…「手を出すなよ」

ウェイー!…「うわー!」または「うぉー!」 

ワンポイントアドバイス 掛け声の一種としてオンドゥル語ではないと判断される場合がある。

いかがでしょうか?

だいたいのイメージは掴んでいただけたのではないかと思います。

ちなみに余談ですが、当サイトでは全角を用いて表現していますが、実際のオンドゥル語は半角カタカナで表現されることが多いようです。

何度かヒアリングを繰り返し、一通りの単語を聴き取れるようになったら次のステップに進みましょう。

LESSON.2 応用編

さて、ここからは長文です。少し難しくなってきます。

無事、ついてきてくださいね。

クサムカァ! キサムァガミンナウォー!!…「貴様か! 貴様がみんなを!」

チカローイラギレバイツデモワタシノモトヘコイ!…「力を得たければいつでも私の元へ来い!」

オマエ、ドウシテドンドコド…「お前、どうしてそんなこと」

ジカンガナリタッルルラロー!…「時間が無いと言っているだろう!」

アポロガイストハセカイノウィゴーォサラニカソクサシェテイタニスギナイ…「アポロガイストは世界の融合をさらに加速させていたに過ぎない」

フントゥニセカイヲスクインナラ、コォセカイカァリケイドヲハイジョスゥシカナイ…「本当に世界を救いたいんなら、この世界からディケイドを排除するしかない」

ソムソムセカイガウィゴーハジメタォハ、リケードハタンジョーシタカァナンダ…「そもそも世界が融合を始めたのは、ディケイドが誕生したからなんだ」

オマエノセカイノナカムハムゴロシニディケルノカ…「お前の世界の仲間は見殺しにできるのか」

コーナッタラワレワレノチカラデケッサルノミ…「こうなったら我々の力で消し去るのみ」

基礎編と比べ、少し難しく感じたのではないかと思います。

でも、大丈夫。

大切なのは耳を慣らすことです。

文法にとらわれることなく、何度も同じ言葉を繰り返し聞く。

そして聞き取れるようになったら、相手が何を言おうとしているのか。

柔軟にイメージすることが大切なのです。

LESSON.3 実践編

さて、いよいよオンドゥル語の実践編です。

このステップでは、より本格的な文法を学んでいきましょう。

今まで学んだことを、すべて思い出しながら以下の文を訳してみましょう。

デュモ、サカイディス!

コンカイニュブログワェイワ、オンドゥルゴニツイディショカイシデュギダイドオボイバズゥ!

ウェイ!ウェイ!ドウシテドンドコド!

どうでしょうか?

少しだけ難しかったかも知れませんね。(笑)

答えは

どうも、さかいです!

今回のブログは、オンドゥル語について紹介していきたいと思います。

うおー! うおー! どうしてそんなこと!

です。

最後の一文は余計でしたね。(笑)

スミマセン、入れてみたかっただけです。(笑)

さてさて、いかがだったでしょうか。

今日、覚えたオンドゥル語を是非、明日から使ってみましょう。

参考文献:Wikipedia、pixiv百科事典