人口削減計画? ジョージア・ガイドストーンの謎!
- 2021.05.24
- 事実は小説よりも奇なり

どうも、さかいです!
突然ですが、皆さんは予言を信じますか?
更にその予言が今現在、当たっていて進行中だったとしたら?
今回は、そんな予言を記していたかもしれない石碑について触れていきたいと思います。
ジョージア・ガイドストーンとは?
ジョージア・ガイドストーンは1980年にアメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に建てられた花崗岩によるモニュメント。
8つの言語で書かれたメッセージ「10のガイドライン」で知られ、その内容が陰謀論的な憶測を呼んでいます。
場所と外観

モニュメントはエルバート郡の最も高い地点にあり、州都アトランタから東へ約140キロメートル、アセンズから約72キロメートル、郡庁所在地のエルバートン中心部から北へ約14キロメートルに位置しています。
高さ5.87メートル、花崗岩でできた6枚の厚い石板の合計重量は10万7840キログラムで、
「アメリカ版のストーンヘンジ」
として例えられることもあるようです。
6枚の厚い石板は1枚が中央に立てられ、4枚がそれを囲む形で並び、その上に1枚がキャップストーンとして置かれています。
これらの配置は天文学的な意味を持つといわれています。
なお、4枚の石板には
「10のガイドライン」
が8つの現代語(英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語)で刻まれています。
誕生した経緯と歴史
1979年6月、R.C.クリスチャンと名乗る人物が、石材建築業者のElberton Granite Finishing Company にモニュメントの建造を発注したといわれています。
※ちなみに、この人物の名前は本名ではありません。
モニュメントの管理はエルバート郡が行っているようです。
1980年3月22日、モニュメントは100人とも400人とも言われる観衆の前で公開。
現地の観光スポットになるとともに批判の対象にもなったのだとか。
2008年には「新世界秩序に死を」などのスローガンがウレタン塗料で石の上に書き込まれ、 Wired 誌はこの汚損を「ガイドストーンの歴史上、最初の重大な破壊行為」としました。
その後もさまざまな意図あるいは単なるいたずらとして、落書き、汚損、改変行為が繰り返されているようです。
謎めいた10のガイドライン

ジョージア・ガイドストーンには、10のガイドライン(あるいは原理)を含むメッセージが刻まれています。
メッセージは8種類の異なる言語で記述され、4つの大石板の両面、計8面のそれぞれに言語ごとに書き記されています。
使用されている言語は、建造物の北側から時計回り順に、英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語。
- 大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
- 健康と多様性の改善、再生を賢明に導く
- 新しい生きた言葉で人類を団結させる
- 熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する
- 公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
- 外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
- 狭量な法律や無駄な役人を廃す
- 社会的義務と個人的権利の平衡をとる
- 無限の調和を求める真・美・愛を賛える
- 地球の癌にならない – 自然の為の余地を残すこと – 自然の為の余地を残すこと
世界の解釈、反応
この作者不明の謎めいたガイドストーンは、しばしば陰謀論者たちの関心の的になっているようです。
※以下、解釈の一部を抜粋。
・ある者は10のガイドラインに対して「反キリスト的十戒」のレッテル貼りを行っていると主張。
・オノ・ヨーコらは「合理的思考への感動的な用命」としてガイドラインを賞賛。
・活動家マーク・ダイスは、R.C.クリスチャンは新世界秩序に関連する「ルシファー信仰(英語版)の秘密結社」に所属し、ガイドストーンは深い悪魔崇拝に由来すると主張。また、「ガイドストーンは百万の破片に打ち砕き、建設事業に使われねばならない」と要求。
・ある地方教会牧師は、モニュメントが除幕されたとき「太陽崇拝者、カルト崇拝者、悪魔崇拝者のために」作られたものと確信したと表明。
・モニュメントの建設を依頼したのは薔薇十字団だと示唆する意見。
・ブラッド·メルツァーは、石碑が冷戦さなかの1979年に建設されたことから、その意図は第三次世界大戦の生存者へのメッセージである可能性を指摘。
ちなみに、現在、最も広く合意を得ている解釈としては、荒廃した文明を再構築するために必要な基本概念について説明したものだという説があるようです。
また、モニュメントに刻まれた「人口を5億人以下に維持する」という提案は、人類がすでにこの数以下に減少したという前提で記されたのかもしれないといった説も。
現在文明を築いている人類が滅亡した後の世界に向けた、”文明再建のためのレシピ”だと主張する論者が多く存在します。
考察

作者不明ってのが何とも不気味だし、どこかの秘密結社がいかにも関わってます的な。
そんな雰囲気が、これ見よがしとばかりに醸し出されてる。
モチーフは本家であるストーンヘンジを、もろにオマージュしたといったところでしょうか。
10のガイドラインのなかで、やはり最も気になるのは、
大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
でしょうか。
今現在、世界で起きてる状況とリンク、彷彿とさせるだけに余計にね。
案の定、一部ではその関連がまことしやかに噂されているようです。
これが疫病発生前の状況だったなら、何を馬鹿なで済ませられる話だったわけだけど、今日の状況を鑑みれば洒落になってない。冗談では済まされない。
ますます陰謀論に拍車がかかって当然というか必然というか。
しかし、何でしょう。
これを現在の状況と即座に結びつけてしまのは個人的には少しばかり早計な気がします。
現在の世界の総人口は約70億人といわれていて、それを5億人まで減らします的な感じで描かれているわけだけど、いくらなんでも減らし過ぎなのでは?って気も。
いくら近い将来、食糧不足が囁かれているはいってもね。
それに本当に、どこかの組織ないし人物が、ここに書かれているようなガイドラインを闇で実行しているとして、ここまで大々的に自分の野望(目標?)を書き記すものでしょうか。
こういった思想は人知れず動いてこそ功を奏すというもの。
裏で実行した方が何かと都合がいいに決まってる。虎視眈々とね。
あまり考えたくはないけど、今回みたいな疫病、それに戦争や飢餓、災害なんかは少なからず人類が直面するもの。
そのことは歴史が証明している。
人間って正体の分からない未知の出来事や状況に対して、めっぽう弱い生き物で、とにかく情報不足の中にあっては少しでもそれを想像させるもの。思想や記事なんかに、すぐに飛びついていって何でも結びつけてしまう部分があったりするわけで。
溺れる者は藁にも縋るじゃないけどね。
天井の染みや壁の傷なんかが幽霊の顔に見えたりするのと一緒で。
もしかすると、この謎に満ちたモニュメントを制作した人間は、どこかで今の地球の状況を嘲笑っているのかも知れません。
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参考文献:Wikipedia
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