【リンの心理塾】実は皆、騙されてる!? マスコミや広告、ワイドショーの裏に隠された『心理トリック』を暴く!

【リンの心理塾】実は皆、騙されてる!?  マスコミや広告、ワイドショーの裏に隠された『心理トリック』を暴く!

こんにちわ、リンです!

突然ですけど、皆さんは騙されやすいですか?

それとも騙されにくいですか?

自分は騙されにくいなんて思ってる、あなた。

とても残念なお知らせがあります。(笑)

もしかしたら、あなたは既に騙されちゃってるかも?

意外ですか?(笑)

わたしに言わせれば騙されない人間なんていません。

いえ、騙せない人間なんていないと言うべきでしょうか。

そう、本当は世の中って嘘だらけ。

あなたが想像してる以上に。

今回は、そんな嘘にまみれた詐欺まがいの手口。

わたし、リンがテレビや広告業界の裏側に隠された心理トリックの数々を暴いていきたいと思います!

ネガティブフレーム

ネガティブフレームというのは

相手の不安や恐怖感を煽って、注目させたり説得しやすくする心理術

です。

このトリックは電車の吊り広告やテレビの通販番組なんかで頻繁に使われます。

たとえばワイドショーなんかでも。

内容にもよりますけど、よく司会者やコメンテーター、ゲストや専門家の方なんかが神妙な表情で発言してたりしますよね?

それこそ大袈裟なくらい。

特に最近は例の感染病なんかのニュースを見ない日はありません。

そして彼らはビックリするくらい絶望的なコメントをします。

わざと視聴者の不安を誘うようなフレーズを残します。

そうすることで視聴者を注目させて視聴率を稼ごうとするわけですね。

ときにはありもしない虚偽のデータを発信したり本来、平等に扱わなければいけない情報にダンマリを決め込んでいたりと、その手口は詐欺師もビックリです。(笑)

酷いときには、どこかでほんの少し雨が降ったり風が吹いたりしただけで、それこそ世界の終わりかと思うくらい大袈裟でネガティブなコメントを発信してみたり。

そう、人間って面白いことに不安を感じたり恐怖を覚えると思わず注目してしまう習性があるんです。

そういった心理を、彼ら情報を発信する側の人間は熟知しているわけです。

同時に、その効果の程も。

その他には通販番組なんかで使われたりもします。

よく

『通常価格○○○円の商品が今だけ、お得な○○○円!』

みたいな台詞を耳にしますよね?

これって通販番組では絶対と言っていいほど使われるフレーズです。

実はあの短い言葉の中にも巧みな心理トリックが隠されてるってご存知ですか?

その正体はズバリ、希少性期限設定です。

この二つを設けることで消費者の不安を煽るわけです。

『今しか安くないんだ! じゃあ、急いで買わないと無くなっちゃう!』

相手にそう思わせることで購買意欲を高める目的があるのですね。

更に

『数量、残りわずか!!』

とか言っちゃうと効果が、もっと高くなったりします。

あなたがもし何か物を売りたいと思っていたり、売り上げを伸ばしたいと思っている商品があるなら是非、試してみてくださいね!

でも、悪用は厳禁ですよ?(笑)

アンカリング効果

これは

相手に印象的な情報を最初に与えることで、その後の意思決定に影響を及ぼす心理テクニック

です。

別名では、係留効果って呼ばれたりもします。

ネガティブフレームのときにも例を挙げましたけど、

『通常価格○○○円の商品が今だけ、お得な○○○円!』

なんて、よく聞くフレーズ。

この言葉の中には実はもうひとつ心理トリックが隠れてたりします。

それが、このアンカリング効果です!

最初に適正以上の価格を設定しておくことで、それを引き下げた時、普通よりも安く価格が設定されたと相手に錯覚を起こさせる手口です。

たとえば、初めから

『販売価格50万円!』

としておくよりも

『100万円が50万円に大幅値下げ!』

と言った方が何となくお得に感じますよね?(笑)

そうです、これがアンカリング効果です。

ちなみにこのアンカリング効果ですけど注意点がひとつだけ。

それは相手がその商品に対して事前に情報を持ってない場合にしか働かないという点です。

もともと、商品を買おうと思って事前に値段などを調べたうえで、この言葉を見聞きしたとしても相手は適正価格を最初から知っているので影響は受けにくいわけです。

なので、このアンカリングを使うときは、くれぐれもご注意を。(笑)

ハロー効果

ハロー効果っていうのは、

ある対象を評価するときに目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象

のことです。

肩書きに例えるとわかりやすいかも知れません。

よくワイドショーなんかに登場する、自称、専門家、評論家の方々(笑)や○○大学名誉教授、○○新聞社ジャーナリスト、○○賞受賞作家、心理カウンセラー。

こういった方々です。

『性格や中身はどんな人かわからないけど凄い経歴の持ち主だから、きっと信用できるに違いない!』

なんて相手に無意識のうちに思い込ませてしまえる効果が期待できるわけです。

勿論、そんなはずありません。(笑)

でも、たとえどんなにその人が嘘臭かったり、胡散臭い発言をしたとしても一定数、この肩書きよって騙されてしまう人たちは残念ですけど存在します。

よく詐欺師が医者や弁護士、芸能事務所の社長さんなんかを名乗ったりしますよね?

当然、それもこのハロー効果を見越したうえでの行動です。

相手に大きな肩書きを見せることによって簡単に信用を得たり、自分の発言に説得力を持たせることが可能というわけです。

単純接触効果(ザイアンス効果)

この心理効果は

人や物、サービスに何度も触れることで警戒心が薄れていき、関心や好意を持ちやすくなるという心理的効果

です。

人間はよく自分の目にする顔、馴染みの相手に気を許してしまう傾向があります。

この心理を巧みに利用しているのが、テレビの通販番組や宗教の勧誘です。

その代表格といえば、やっぱり芸能人。

特に人気の俳優さんやコメディアン、タレントさんなんかは、それこそ目にしない日はありませんよね?

テレビは勿論のこと、ネットや広告、ラジオ。

彼らはあるとあらゆる場所に出没します。

なので、嫌でも目に付いちゃいます。(笑)

この段階で無意識のうちに、わたしたちの潜在意識の中に入り込んでいると言っても過言じゃありません。

人によっては家族や友達、それ以上の存在にまで刷り込まれてしまっているわけです。

そんな彼らの登場する通販番組。

まったく面識のない人の紹介する商品と、よく見かける人の紹介する商品。

もし、条件がまったく同じだった場合、あなたが購入するとしたら、どっちの人から買いますか?(笑)

答えは歴然だと思います。

自分がファンだったり、ひいきにしてる芸能人なら尚更です。

よく宗教の勧誘や商品の広告等に有名芸能人が使われるのも、このハロー効果が関係しています。

それだけ人間って、知ってる顔に気を許しやすい生き物なんです。(笑)

ウィンザー効果

ウィンザー効果というのは

直接、自分で訴えかけるよりも第三者を介したり口コミや情報の方が相手の信頼を得やすいという心理効果

です。

たとえばAさんが

『僕って女性にモテまくりなんだよね!』

と自分で言ったとします。

それとは別にBさんが

『Aさんって本当に女性にモテるんだよ!』

と言ったとします。

あなたは、どちらに説得力があるって感じますか?(笑)

そう、人間って本人が口にする情報よりも、第三者の発信する情報に説得力を見いだしやすい傾向にあるんです。

ネットのレビューや口コミなんかが代表選手です。

ニュースやワイドショーの街頭インタビュー、映画の宣伝なんかも、この心理を巧みに利用してますね。

視聴者と同じ目線を持つ街の通行人、観客の口から意見を間接的に引き出すことによって、思いのままに世論を誘導したり共感を得やすくさせたりするわけです。

もっと悪質になってくると全然、流行ってもいないものを、さも流行っているように見せかけて偽ってみたり。(笑)

ちなみに近年は以前と違って、コンプライアンス上の観点から個人情報の取り扱いが難しくなってきています。

なので、よくプロの役者さんたちなんかがインタビューに出演されてるみたいですよ?(笑)

あなたの信じてる口コミ情報は本当に大丈夫ですか?(笑)

黄昏時効果

人間には

一日の中で思考力が鈍ったり冷静な判断ができなくなる時間帯

が存在します。

それはランチを口にしたお昼時や18時頃の夕暮れ時。

あとは眠気の襲ってくる深夜帯です。

このタイミングを狙って、交渉ごとや商品の売り込み、商談なんかを進めると有利に働きやすくなります。

告白なんかの成功率も高くなるみたいですよ?(笑)

実は、あのヒトラーが好んで演説をしたのも夕暮れ時だったとされています。

それは国民の判断力の衰えたタイミングを見計らえば、より自分の演説に効力を持たせることが出来ると考えたんでしょうね、きっと。

深夜に通販番組が多く放送されているのは、この効果を狙ってのことです。

ところで余談なんですけど、包丁の切れ味をアピールするのに、わざわざ革靴を切る必要ってあります?(笑)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

いかがだったでしょう? わたしの解説。(笑)

ひとつでも参考にしたいただけたなら嬉しいな。

よかったら是非、役立ててみてくださいね!

ちなみにですけど、ここでご紹介したのは本当に氷山の一角です。

まだまだテレビや報道には、洗脳に近い心理トリックが隠されています。

え?どんなトリックかって?

それは、また次の機会に♪

以上、リンでした!