次回作なんかについて

次回作なんかについて

どもー、さかいです!^^

気づけば、もう10月も終わりですね。

ホント、早いものです。^^;

さてさて、そんなわけで今回は次回作について綴っていきたいと思います。

次回作の主人公は、なんと西園寺薫クン。

少し意外というか、イレギュラーというか。

普段、三人称で描いてる登場人物を一人称として描く手法を、さかいはちょいちょい用いてるわけですが、今回は薫目線でストーリーが進行していきます。

彼はスター俳優であるのと共に人気ロック歌手。(二足のわらじ?)

なので主に芸能界が舞台ということになりますか。

(もはや警察ですらないというね。^^;)

大丈夫かなー? 

こんな話、面白いのかなー?

本当に自分に描けるかなー?

などと不安を抱きつつPCに向かったわけですが、

大丈夫、ちゃんと面白くなってくれました。笑

さて、この西園寺クン。

如何せんキザったらしい性格であるため(笑)終始、厨二感あふれる気取った会話が繰り広げられます。

でも、こういう気取った会話って薫とくらいしか出来ないし成立しない。(志来クンとじゃ絶対に出来ないw)

そういう意味では彼は貴重な立ち位置のキャラであるといえます。

香澄って本来はハードボイルドキャラなので、こういうキャラとは会話の相性が良い。

そして今回のテーマはGAME。

薫にとっては仕事もプライベートも、そして女もゲーム。

人生そのものをエンジョイしてるタイプですね。

そんなわけで今回は香澄と壮絶なまでの恋愛ゲームを繰り広げることに。

若くして成功を収め、ハリウッド俳優にして人気ミュージシャンという一見、完全無欠の男。

富に名声、そして女。

一見、世界のすべてを手に入れたような彼ですが、ひとつだけ手に入れられないものがある。

物語はこんな導入部分から始まります。

皆が羨むような名声を手に入れたはずなのに、薫って実は凄く孤独な男。

全世界が注目してるはずなのに本当の自分は誰も見てくれない。

しかし、それを唯一、認めてくれたのが元殺し屋の女。(少なくとも薫自身はそう思ってる)

香澄は香澄で実に不思議な存在。

確かに類い希な美貌の持ち主ではあるんだけど、それ以上に謎と危険に満ちてる。

その素性や過去も相まって出会う男、出会う男を皆、不幸にしてしまう。(特に上司w)

何より、香澄本人が男を嫌って遠ざけてるのに、男たちは皆、磁石みたいに彼女の魅力に惹きつけられていく。

こうなってくると完全にヤベぇ女です。w 

(現実でもたまにいますよね、こーゆー魔性の女w)

ガチリアルなら真っ先に距離を置くところ。

(あ、でも、顔がメチャクチャタイプだったら自信ないかも。w)

さて、こんな女にマジ惚れしてしまった薫クン。

如何に百戦錬磨のプレイボーイといえど無事で済むはずありません。w

この二人って、どこか往年の名画、ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演のボディガードを彷彿とさせる関係性でもあったり。

で、ちょっと今回はさかいの実体験に基づいているというか。

男なら誰でもあるんじゃないかなー、こーゆー体験。。

なんて要素が盛り込まれてます。^^;

大好きな女の子がいるのに、どうすることもできない。

遠目に見ているだけで会ったり話すこともままならない。

唯一、出来るのは彼女に思いを馳せることだけ。

ホント、好きな子に振り向いてもらえないことほど傷つくものはない。w

(これまでフラれにフラれまくってきた本人が言うのだから間違いないw いやあ、人生、どこで経験が活きるかわからないですね。^^;)

恋ってマジでハマると、ご飯もロクに喉を通らない。

胸は苦しくなるわで。

とてもじゃないけど勉強や仕事なんか手に付かない。

それは我々一般人だけじゃなく雲の上の人気芸能人だって同じなはず!(知らんけどw)

立場は違えど、そういった部分が薫と少し被るところがあったりで。

だからですかね、薫に対して妙に親近感を抱くのは。笑

んなわけで『忘却のハリウッド』にて恋敵として初めて登場した薫クンですが今回は、その後日談的なストーリー?

になる予定です。

物語を読み終える頃には薫に感情移入してるかも?(笑)

で、薫を主人公に添えたのには、もうひとつ実は理由があってですね。

最初はよくある恋適役として彼を生み出しました。

まあ、所謂、恋敵イケメン枠です。w

しかし、少年漫画のラブコメって何故か不遇なイケメンが多い。w

顔面偏差値がやたら高いイケメンって悪役にさせられたり、ヒロインにはフラれてしまったりで散々な立ち位置であることが多い。

きっと皆、イケメンが嫌いなんでしょうね。w

でも、そんなパターンばかりじゃつまらない。

ヒロインと本気で恋愛劇を繰り広げるイケメンがいたっていいじゃない!

ってのが今回のお話。

でも、香澄には志来クンがいる。

はてさて、冴えない中間管理職の童貞上司とスター俳優。

どちらに香澄はなびくのか?

香澄も『忘却』の際、案外、まんざらでもない雰囲気を醸し出しているので、タイミングによっては薫と付き合う可能性だってまだまだ残されてる。

(あんな種馬みたいな男と付き合ったら毎日、○○○しまくりなんだろーなー^^;)

はてさて逃避行の末の二人の運命は?

そして危険な恋愛ゲームの結末は――!?

次回作は11月リリース予定です!