【キンドル】【アマゾン】【誕生秘話】【エロ】【ヒロイン】『懲役警察』についての裏話

【キンドル】【アマゾン】【誕生秘話】【エロ】【ヒロイン】『懲役警察』についての裏話

どうも、著者です!w

さてさて、今回はおかげさまで5周年を迎えます自著『懲役警察』シリーズについての裏話でも、まったり語っていこうと思います。

作品誕生秘話

実は以前、筆者は漫画家を目指していた時期がありまして、当時から世界中を駆け回って事件を解決する警察ものがあったら面白いだろうななんて漠然とした構想がありました。

元々、警察ものやサスペンスものが好きではあったのですが、日本の警察ものって何だか湿っぽいというか酷く地味な印象だったので、主に海外の警察(特にアメリカ)に憧れを抱いていて、そのためアメリカのドラマや映画なんかを貪るように漁って観ている時期があったのですね。

そうこうしてるうちに、自分でも海外ドラマやハリウッド映画みたいな警察ものの話を書いてみたいなーと思うようになっていったのが、本作の骨子というかきっかけになったわけです。

でも、普通に警察にしたんじゃ、そのへんにある物語と何も変わらない。

なら、いっそ元殺し屋や元詐欺師、ハッカーなんかを警察官にしちゃえば面白くなるんじゃないか?

※その方が警察官一辺倒の話だけじゃなく、犯罪者側視点の話も作れるし一石二鳥と。w

そこに世界を回って事件を解決するという以前からの構想も加わって、子供の頃から大ファンだったルパン三世の銭形警部の所属する国際刑事警察機構(インターポール)の設定を反映させたのが、本作品誕生のきっかけになった感じです。

同じインターポールでも銭形警部はルパンを逮捕するために世界中を駆け回りますが、本作の登場人物たちは世界で起こる事件そのものを解決するために駆けずり回ります。その辺りの目的が大きく違うところだと思ってます。

なにげに、こういった類いの国際警察ものって、後にも先にもないんじゃないかなと勝手に思ってます。(笑)

多分、外国を舞台にすると色々と取材が必要だし、文化や考え方、宗教理念なんかも日本とは違うので、その辺りが障害になっていて簡単に手が出せないんじゃないかと想像してます。

まあ、著者の場合は、比較的、そういった小難しいことは考えないので(笑)多分、こんな感じなんじゃないかなーとか、どっかの本や映画で聞きかじったようなイメージで、それっぽく描写しております。(ただ、舞台になった国の文化や人たちを中傷したりしないように心がけていたりはしております^^;)

しかし、唯一、ゴルゴ13の世界観なんかは参考にさせてもらってます。^^;(というか大ファンです!w)

それと『懲役警察』というネーミングですが、これについては色々と候補があって、最初は『監獄警察』や『牢獄警察』なんてのがありました。w

元ネタは『外事警察』というドラマのネーミングが格好良いなあと思っていたのと、そのほかにも『時効警察』や『機動警察』、『西部警察』なんてのがあったので、あ、意外と○○警察って多いんだなという変な安心感があって、この流れになりました。

いずれにせよ、凶悪犯×警察というイメージをタイトルを聞いただけで分かるようにしたかったので、こんな感じの候補になったのですが、『監獄警察』は当時、『監獄学園』という漫画が流行ってて被っちゃうというのがあったし、聞こえ方によっては『韓国警察』みたいにもなってしまって紛らわしいので却下。

『牢獄警察』も仰々しいというか『監獄』と響きがあんまり変わらないなあ、もっと何か一発で元犯罪者って分かる名前はないかなーと思い、最終的に『懲役警察』になりました。

何故、登場人物はヒロインばかり?

いや、当然、男だらけで固めてハードボイルド全開ってのも考えましたし、男女混合でもいいかなと思いました。

でも、よくよく考えたら、そういう警察チームって、あっちこっちにあるというか。それじゃ全然、特徴ないし面白くないやと。^^;

それに何より著者としては、むさい野郎を書いてるより、可愛い女の子が登場する話の方がテンションというかモチベーションが上がるので(笑)

というのは冗談で。(冗談なんかいw)

女性だけをメインにしたハードボイルドものって、著者の知る限りでは存在してないので、挑戦という意味でも踏み切った経緯があります。(著者が知らないだけで、どっかにはあるかも知れませんがw)

登場キャラの誕生秘話

やはり、それぞれモデルみたいな人は存在していて、香澄は著者の中の憧れの女性像を具現化したようなキャラで、格好いい&可愛い&クール&セクシーを全て盛り込んだ感じです。

もうね、考えうる限りのいい女を全て取り入れてやろうと。w

それと彼女は元殺し屋という設定なので、峰不二子を硬派にしたようなイメージで描いてます。

なので、この世のあらゆる権力を憎み、かつ男のことは蔑み、我が道をいくというアウトローキャラに。(笑)

今となっては著者の言うことすら聞きません。

リンは変わり者で不良ばかり集まってるチームの唯一の良心というか、どこにでもいる普通のヒロインを目指して設定しました。

結果、言うほど普通にはならなかったわけですが。^^;

まあ、でも他のヒロインに比べるとまともな方じゃないかと。

あまりにも破天荒な登場人物ばかりだと、止めに入る人もいなくなってしまいますし、一般の読者さんもついていけなくなってしまいますからね。(笑)

リンの性格や能力については元詐欺師という設定なので、実在の詐欺師、フランク・アバグネイルや、海外ドラマ『メンタリスト』のパトリック・ジェーンを参考にしてます。

彼らも超心理術を駆使して他人の心を読み取りますからね。

で、ミッシェルについては、映画『マトリックス』から着想を得てます。

あの映画でも黒コートの裏に隠した銃火器が金属探知機に引っかかるシーンがあったりあったりしますが、コート裏にぎっしり爆薬を隠し持ってるという構想はここからきてます。

それと昔、『幽遊白書』という漫画があって、確か暗黒武術大会だったかな? そこにカラスだかって敵がいて、彼も黒コート姿で爆弾使いだったので、そのキャラ設定も影響したかも知れません。^^;

本当はエロい?ヒロインたちの裏設定

あまり露骨に描写してしまうとイメージや世界観が崩れたり、話の方向性が変わってしまうので、本筋では描くことは決してないのですが、彼女たちとて生身の女性。きちんと性欲はあるし性癖だってあります。(笑)

なので、当然、裏ではやることはきちんとやってます。

実は著者の頭ん中では、それはそれは凄いことになってます。(笑)

口にできないのが悔しい。(笑)

いずれ何かの形で、その辺りも掘り下げていければと思っているのですが、登場人物の中で実は香澄が一番、エロいとだけ。(笑)

著者お気に入りのエピソードは?

何だかんだと、もう5年、本シリーズを書き続けてますからね。^^;

それなりに作品も多くなってきました。今では昔、どんな話を書いたのか思い出せないくらい。(笑)

勿論、その都度都度、全力投球で執筆し作品を生み出すのですが、その中で、ひとつだけ、お気に入りのエピソードは何かと聞かれると、やっぱ『ニューヨークより愛をこめて』ですかね。

本シリーズのテーマを一番、シンプルかつコンパクトにまとめられたかなと。

元殺し屋VS現役の殺し屋。

過去に起こった互いの因縁をかけて香澄とライバルが一騎打ちするのですが、ラストのどんでん返しも自分なりに、とても納得がいったし、ああ、香澄らしいなと。(笑)

何だかんだと悪ぶってはいながらも、相手のことを一番に考えていて、しかも、それを自分から表現しようとしない。そんなさりげない彼女の優しさが、よく表れてるラストだったなと今、振り返ってみても思います。

実際、あの話を収録した合本版も高評価をいただいて、2年経った今でもランキング上位にいさせてもらってるので、それなりに読者さんには喜んでいただけたのではないかと思っております。(ありがたいことです!><)

さてさて、いかがでしたでしょうか。^^

あまりにブログに書くネタがなかったので、需要があるかどうかも分からんテーマになってしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?(笑)

裏話については、まだまだ語り尽くせていない部分もあるので、続きはまたの機会にでも(笑)(まだやるんかい!w)