悪魔と契約!? 成功後に他界する「27クラブ」の真相とは?

悪魔と契約!? 成功後に他界する「27クラブ」の真相とは?

27クラブとは?

27クラブとは27歳で死亡したポピュラー音楽のミュージシャン、アーティスト、俳優の一覧。

薬物乱用やアルコール依存症、殺人、自殺、交通事故など暴力的な手段によって死亡していることが多い。

1969年から1971年の短期間に複数の人気ミュージシャンが集中してこの年齢で死亡したことにより、死はこの年齢でよく起こるという信念に繋がった。

他界した『27クラブ』の有名スターたち

ロバート・ジョンソン (Robert Johnson)

生年月日:1911年5月8日

没日:1938年8月16日

死因:死因は不明だが毒殺説が有力。

デルタ・ブルースのギタリストおよびシンガー。

その後のブルース・ミュージシャンのみならず、ロックやブルース・ロックのミュージシャンに多大な影響を与えた。

彼は10歳を過ぎた頃に兄の影響でギターを始める。

20歳前後の短い期間で急に上達したことから当時の聴衆はそのギター・テクニックが巧みなのに驚き

「十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにテクニックを身につけた」

という伝説が広まったとか。

しかし実際には当時、アイク・ジナーマンというギタリストからレッスンを受けていたとか。

1938年8月、27歳の誕生日からわずか数カ月後、ジョンソンは出演していたライブハウスのオーナーの妻に言い寄り、口の開いたウィスキーを勧められ、それを飲んだ3日後にストリキニーネ中毒と肺炎で死亡。

彼の遺体はミシシッピー州の墓に埋葬されている。

カート・コバーン (Kurt Cobain)

生年月日:1967年2月20日 死亡日:1994年4月5日
死因:自殺(銃による頭部撃ち抜き)


ロックバンドNirvana(ニルヴァーナ)のフロントマンであり、ギタリスト、リードボーカリスト、メインソングライターとして活躍していた。

怒りに満ちた曲作りと反体制的な人物像を通して、コバーンの作曲は、主流のロック音楽のテーマ的な慣習を広げた。

ジェネレーションXの代弁者とも言われ、オルタナティヴ・ロックの歴史の中で最も影響力のあるミュージシャンの一人とされている。

ジミ・ヘンドリックス (Jimi Hendrix)

生年月日:1942年11月27日

没日:1970年9月18日

死因:バルビツール酸の過剰摂取による窒息

メジャーデビューしてからわずか4年ほどの活動期間で、ギタリストとして多くのミュージシャンに多大な影響を与えたロック・ミュージックのパイオニアの一人。

左利きでありながら右利き用のギターを逆さまにして構え、ギターを歯で弾いたり背中に回して弾いたり、ライブ中にギターに火を放ち破壊するなどの派手なパフォーマンスでも有名。

ギタリスト、シンガー、ソングライター。彼の革命的なギターテクニックは、ロックギターの歴史を変えた。

ジム・モリソン (Jim Morrison)



生年月日:1943年12月8日

没日:1971年7月3日

死因:薬物の過剰摂取による心臓発作とされている。

The Doors(ドアーズ)のリードシンガー。

ロック・ミュージシャンのほか、詩人、ソングライターとして知られる。

また、バンド活動とは別に数冊の詩集を発表している。

エイミー・ワインハウス (Amy Winehouse)

生年月日:1983年9月14日

没日:2011年7月23日
死因:自宅で亡くなっているところを発見。アルコール中毒と薬物中毒が原因とされている。

イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&Bのシンガーソングライター。

ブライアン・ジョーンズ (Brian Jones)

生年月日:1942年2月28日

没日:1969年7月3日
死因:自宅プールで溺死。薬物が原因の事故とされている。

イギリスのミュージシャン。

イギリスを代表するロックバンドである「ローリング・ストーンズ」の創始者であり初代リーダーであった。

アラン・ウィルソン (Alan Wilson)

生年月日:1943年7月4日

没日:1970年9月3日

死因:不明だが薬物の過剰摂取とされている。

生前、“ブラインド・オウル”・ウィルソンとして世に知られ、キャンド・ヒートのオリジナルメンバーであり、主要なソングライターだった。

ロナルド・チャールズ・マッカーナン (Ronald Charles McKernan)

生年月日:1945年9月8日

没日:1973年3月8日

死因:アルコール中毒、内臓の合併症

“ピッグペン”として知られ、アメリカのミュージシャン。

サンフランシスコのバンド、グレイトフル・デッドの創設メンバーであり、1965年から 1972年までグループで演奏した。


デイヴ・アレクサンダー (Dave Alexander)

生年月日:1947年6月3日

没日:1975年2月10日

死因:肺炎およびアルコール関連の合併症

アメリカのミュージシャン

プロトパンクバンド、ザ・ストゥージズのオリジナルベーシストとして知られる。

27番目の悪魔『ロノウェ』とは?

先述した彼らだが、音楽の才能を悪魔ロノウェとの悪魔の契約で手に入れたと噂される。

悪魔界でロノウェはソロモンの72柱の第27番目とされ、音楽を司る悪魔。

ロノウェと契約を結ぶと音楽の才能を手に入れることができるが、その引き換えに27歳で命を奪われるという代償を支払わなくてはならない。

ロノウェと契約をしたとされる最も有名なミュージシャンは先述したロバート・ジョンソンで、

「十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにギターのテクニックを身につけた」

という伝説をもっている。

考察

結論からいえば、単なる偶然の可能性が高いのではないかと推察します。

根拠は

・一部を除いて死因は皆、アルコールと薬物中毒、自殺などが大部分を占めている。

・27歳頃(?)がキャリアの節目でありピーク?

といったところでしょうか。

あくまでも個人的な推論なので、ご了承ください。

まず、名声を手にした音楽スターたちは様々なプレッシャーや葛藤にぶつかることとなり、薬物や酒に溺れるケースが比較的、多いような印象を受けます。(勿論、皆が皆そういうわけではありません)

特に海外なんかのロックミュージシャンはドラッグのイメージから切っても切り離せない。

その精神的重圧を感じる時期が丁度、20代後半くらい?なのかなと。

そこへきて、たまたま統計的に多かったのが偶然、27歳だったと。

こんなところではないでしょうか。

1969年から1971年に集中してるのは当時の時代背景や業界の体質なども後押ししてるのかもしれません。

しかしながら火のない所に煙は立たないといった格言もあることから、何かしら曰わくがある可能性も払拭できません。

特に西洋では悪魔払いや伝承なども深く信じられており、少なからずそういった文化も影響を与えている可能性も考えられます。

いずれにしても恐ろしい都市伝説ですよね。

皆さんなら大いなる成功のために悪魔と契約しますか?

それとも平凡な人生を選びますか?

Wikipediaより引用