【事実は小説よりも奇なり!?】ザ・ファブルは実在した!? “伝説の暗殺者”ボグダン・スタシンスキー
- 2020.05.16
- 事実は小説よりも奇なり


どうも、さかいです。^^
映画や漫画なんかで大人気の殺し屋。
“暗殺者”や“ヒットマン”なんてキーワードを聞いただけでもワクワクする人も多いはず。(笑)
筆者もそのひとりです。w
そんな殺し屋が、この世に実在してるって皆さんはご存知ですか?
今回はそんな“リアル殺し屋”のひとり。
ボグダン・スタシンスキーについて、ご紹介していこうと思います。

旧KGBの“殺人マシーン”ことスタシンスキーは1957年、ある困難な任務を厳命されます。
その任務とはミュンヘンを拠点にウクライナ独立運動を目指すリーダーの暗殺。
この暗殺でスタシンスキーが用いたのが噴霧式の毒霧銃。

KGBが開発した毒霧銃。新聞等に隠して使用したという。
至近距離で毒霧を発射すると、90秒以内にターゲットは急死。
毒霧は消滅してしまい、ターゲットの遺体に毒殺の痕跡は残らないという脅威の兵器。
1人目の暗殺は見事に成功、死因は突然の心臓発作として処理され、2人目のターゲットは青酸カリによる中毒死と判定されたという。(完全犯罪じゃん!w)
※最近ではVXガスを使用した暗殺事件なんかもありましたよね。
反ソ連活動家のVIPを2人も毒殺したことによって、モスクワに帰還したスタシンスキーは最高勲章を授与される。
その後、スタシンスキーは上司に婚約を打ち明ける(死亡フラグ?w)
が、組織はこの婚約を快く思わず、以後、彼は冷遇されるようになる。
組織の命令に従わない夫妻の家にKGBは盗聴器を仕掛け監視。
命の危機を感じ始めた夫妻は西ベルリンへ亡命。
皮肉なことに、亡命翌日にベルリンの壁が東西を分断してしまった。
国に尽くし、その国から裏切られたスタシンスキーが殺し屋稼業から足を洗えたのは妻への思いだったという。
いかがでしたでしょうか。
殺し屋と一言でいっても実に多種多様。
創作でも様々な能力や武器を扱う異色な暗殺者たちが登場しますが、現実も決して負けてはいません。
むしろ、そこには創作以上に緻密な思惑やドラマティックな駆け引きがあるはず。
まさに事実は小説よりも奇なりですよね。^^
※参考文献『スパイ大百科 実録99』
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