【銃マメ】次元大介、冴羽リョウの愛した『マグナム』とは?

  • 2020.05.27
【銃マメ】次元大介、冴羽リョウの愛した『マグナム』とは?

どうも、さかいです!

今回は皆、大好き銃について。

皆さんはマグナムと聞いて何を連想しますか?

今夜は俺のマグナムが火を吹くぜ!

って、違うか!!!!(笑)←完全にオヤジギャグw

嘘つきました。水鉄砲です、すいません。w

名前にマグナムがついてるだけで何だか威力がありそうなイメージですよね。

大砲みたいな。

マグナム丼にマグナムおっぱい。

う~ん、何杯でもいけそう……って違うか!!(まだ言うかw)

端的に言ってしまうと、マグナムって言葉は単なる愛称。

要するにニックネームです。

映画や漫画なんかの影響で、滅茶苦茶、威力のある弾と考えられてますが、元々の英語の意味合いとしては『ダブルサイズの酒瓶』、ラテン語では『大きい』で、1912年に英国のホーランド&ホーランド社が自社開発のライフル用ハイパワー弾につけた商品名なのだとか。

その後、

1935年にアメリカのスミス&ウェッソン社がリボルバー用の357マグナム弾が開発されます。

ちなみにS&W M19コンバットマグナムも357マグナムです。次元大介の愛銃としても有名です。

シティーハンターの冴羽リョウの愛銃、コルトパイソンも357マグナムです。やはり銃の名手がリボルバーを持つと映えますね。^^

そして1955年には44マグナムを開発されます。

44マグナムといえば、この人。ミスターマグナムことダーティハリーでしょう。マグナムの名前を世界に知らしめた第一人者です。彼の持つS&W M29は未だ世界のコレクターが高値をつけるほどの人気アイテムなのだとか。

マグナム弾は専用の無煙火薬を薬莢に入れてあって確かにパワーがあり、リボルバー用もライフル用もショットガン用もありますが、オートマチック用でメーカー製造の市販品は実はありません。

火薬が燃えて出るガスの圧力や反動を利用してパーツを自動的に動かすオートマチック式拳銃は、パワーがあまりあるとうまく作動しない可能性が高くなります。

ですが、イスラエル製のデザート・イーグルは、主にリボルバー用のマグナム弾を使って人気を博しました。

1970年代から10年近く、マグナム弾が撃てるオートマチック拳銃がアメリカで『マグナム・オート』として人気になりました。

有名どころとしてはオートマグを始めとして、ウィルディ・サバイバー、グリズリーなんかが開発されましたが、どれも専用の弾や動作不良のせいで長くは生産されずに終わってます。(オートマチックとマグナムとではどうも相性が悪いようです。;;)

※上からオートマグ、ウィルディ・サバイバー、グリズリー。

唯一、オートマチック式のマグナムで現役なのがデザート・イーグルで同銃は現在も改良を重ね世界各地で使用され続けてます。(最大クラスの50口径をはじめ、そのバリエーションは様々!)

さてさて、いかがでしたでしょうか?

マグナムと一言でいっても色々なタイプの拳銃があって面白いですよね。

皆さんのお気に入りの銃はありましたか?^^

※参考文献『銃の疑問100』