【考察】映画や漫画、アニメ等におけるサービスシーンについて鋭く紐解く

【考察】映画や漫画、アニメ等におけるサービスシーンについて鋭く紐解く

どうも、さかいです。

突然ですが、皆さんは映画や漫画、アニメや小説なんかを読んでいてエッチなシーン、所謂、サービスシーンにドキドキしたことはありませんか?^^

一言でサービスシーンとは言っても実に多種多様。

その媒体によって様々です。

たとえば映画にはリアリティーに近い艶めかしさがあり、漫画やアニメにはリアルな女性にはないディフォルメされた美しさ、そして可愛らしさ、小説等では活字を用いての比喩や表現によって想像力を掻き立てられる。

そう、かくもエロの世界は広い。

それぞれの媒体にはそれぞれの表現、あるいは描写があると言っても過言ではない。

さて、そんな具合でサービスシーンとは、そもそも何なのか。

ググってみると……。

サービスシーンとは

それを見ている視聴者などへのサービスを目的として入れられるシーンのこと。これをメインにする回を「サービス回」と言う。

例としては、「入浴シーン・シャワーシーン」や「ベッドシーン」などが挙げられる。

特別な名前は無いが、「服ビリ」や「トイレシーン」を含めた脱衣シーンや、エロスを感じさせるような変身シーンもこれに該当する。

また、作品によっては単に水着で遊んでいるだけのシーンが「サービスシーン」となることもあり、なおかつそのシーンを規制されたアニメも存在する。

普段と服を変えるだけの「ギャップ萌え」シーン、顔面アップでリップサービスするだけのシーンが「サービスシーン」と言われることもある。

pixiv百科事典より引用

とあります。

つまり要約すると、サービスシーンの感じ方は人それぞれと。(笑)

それを言ってしまっては全てが終わってしまいますので(笑)本ブログでは主に入浴、シャワーシーン、着替え、ラッキースケベ、服ビリ、セックス等をサービスシーンと位置づけて定義していきたいと思います。

そもそもサービスシーンとは、どこの誰が発明したのか。起源はいつからなのか。

次の項では映画を例にとって、その歴史を紐解いていきたいと思います。

サイレント映画時代

初期の映画から、エロティック(お色気)シーンをストーリーに持ち込む試みがなされているが、当初は完全なヌードになるわけではなく、下着や肉襦袢(ボディタイツ)になるまででだったそうです。

1896年 フランスで公開された『Le Coucher de la Mariée 』が最初期の例

1897年 『Après le bal』など、フランスではいくつかの擬似ストリップを扱ったエロティック映画が制作

1906年 オーストリアのSaturn-Filmが女性のフルヌードシーンがあからさまに含まれるエロティック映画『Am Sklavenmarkt 』を制作。1911年に規制によって閉業するまで同様のエロティック映画を計52本制作している。

1910年前後 すでにあからさまな性行為(セックス、フェラチオ、クンニリングスなど)を行うポルノ映画が登場しているが、これらは非合法であったため、地下で私的に流通しているのみ。

1910年以降には、すでにヌードシーンを含む映画は多く存在したようです。

しかし、この時期の映画は現存しないものも多いため、最古・最初の判定は、現在確認できる範囲でと言う意味だそう。

1911年 イタリア映画『Dante’s Inferno』ではダンテの神曲をモチーフに男女のヌードシーンが登場。これは、男性のフルヌードが登場する最初の非ポルノ映画です。

1924年 同上の映画がアメリカにて公開。こちらもフルヌードを含んでいるのだそう。

1915年 アメリカで公開された映画『Inspiration』で、初めて主演女優のフルヌードが含まれる。

ヘイズ・コード撤廃、ポルノ解禁以降

1968年 アメリカでヘイズコードが廃止されるとともに、一部の映画がヌードシーンを売り物に。

ヌードシーンはヨーロッパ映画、アメリカ映画においての開放の度合いが目覚ましかったのだそう。

1969年 デンマークを皮切りにポルノ映画が解禁されると、映画内で性交シーン(擬似または本番)を扱うことも許されるように。

日本でも、かつては有名女優の替わりに無名の女優がヌードの吹き替えを担当することがあり、70年代以降には関根恵子、原田美枝子、樋口可南子らが自らヌードシーンを演じ意識が変わっていくことに。

さてさて、如何でしたでしょうか。

長い歴史の中の、ほんの一部を抜粋して、ご紹介させていただいたわけですが、サービスシーンの起源が何とサイレント映画時代にまで遡るなんて意外ですよね。^^;

筆者の記憶では確か1970年代に『エマニエル夫人』という映画があって、その作品が最古だと思っておりました。(笑)

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ちなみに内容はというと全然、覚えていないです。(笑)

冒頭のノンノノンノノ~ン♪とかいう鼻歌みたいな変なBGMだけは記憶にあるのですが。^^;

さて、映画は1900年代初頭のサイレント映画時代が、どうやら起源なのではないかということはわかりました。

では、漫画やアニメは?

残念ながら資料やデータが手元にはなく、ネットでも歴史や起源らしきものは見つけることができませんでした。(汗)

こうなると筆者の記憶がすべて。w

恐らくですが漫画で最古だと思われるのは、巨匠、永井豪氏の『ハレンチ学園』辺りが、それに当たるのではないでしょうか。

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少なくとも手塚治虫氏全盛期の頃は、まだまだエロ等をテーマにした作品はなかったはず。(一部の成人誌などで、それっぽい描写はあったかもですが)

その後は『まいっちんぐマチコ先生』、『やるっきゃ騎士』等に継承されていき今日に至るといったところかと。(筆者も世代ではないので、不明確で申し訳ないです。^^;)

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では、アニメはどうでしょうか。

今日では当たり前のようにあるエロアニメにも、もちろん、起源があります。

ここで少し面白いエピソードがあります。

それは70年代当時、大人気だった『機動戦士ガンダム』のワンシーンでの出来事。

とあるエピソード内でセイラさんが、お風呂から上がるシーン(これぞサービスカットの王道w)が全国のお茶の間に流されたのですが、この時、なんとあのセイラさんが乳〇まで丸出し。(笑)

このシーンだけで視聴率が爆上がりしたという逸話があり、それをきっかけに(ほとんど放送事故?w)後の世でエロアニメの金字塔とも呼ばれるようになった『くりいむレモン』が製作されたのだそうな。

その後は知っての通り。

ちなみに筆者は思春期の頃、『うろつき童子』や『臭作』、『淫獣聖戦』シリーズ(主に凌〇系?w)なんかで、それこそ干からびるまで致した記憶があります。(爆)

さて、次項ではシチュエーションごとに、サービス度で個人的に採点していきたいと思います。(笑)

入浴・シャワーシーン ★★☆☆☆

このジャンルでいえば、水戸黄門の由美かおるさんが代表格といえるでしょうか。というより右に出る者はいないでしょう。w

放送当時、20時40分頃、テレビのスイッチをつけ、期待と股間を膨らませていた世のお父さん方も少なくはなかったはず。(笑)

しかし、筆者としてはサービス度は星2と、やや低め。

わたしくらいの上級者ともなれば、この程度では、到底、満足のいくものではありません。

しかしながら、浴室内での湯気や腕で見えそうで見えないチラリズムには心揺さぶられるものがあります。

特に普段からエッチシーンとは無縁な登場人物が、この姿を晒した際にはレアというか何というか特別な感情が湧き出してきます。

よって、この採点とさせていただきました。

ラッキースケベ ★☆☆☆☆

ありがちなのは、ヒロインと廊下でぶつかった際に胸や股間に顔を埋める。乳房を触ってしまう、掴んでしまう。キスをしてしまう等でしょうか。(少年誌のラブコメではもはや王道ですね。^^)

多感な時期の小学生や中学生ならよいでしょう。

いや、むしろ、こういったシーンの積み重ねで、この時期の彼らの性意識が形成されると言っても過言ではない。

勿論、実際にはラッキースケベなどといった出来事などあるわけもなく。

なので、なおさら彼らは非現実的ともいえる漫画という媒体によって妄想と想像力を存分に培い、それによって性へと目覚めていくわけです。

※とは言うものの、筆者は女性が後ろ向きに屈んだ際にお尻の割れ目がパンツからはみ出して見えちゃったことはありましたが。^^;

あとは見たくもない容姿をお持ちの女性の胸の谷間をうっかり見てしまったこともありました。(白目)

話が横道に逸れましたが、これも子供だまし。

真のサービスシーンとは言い難いレベル。

まだまだ軽いジャブといったところでしょう。

服ビリ ★★☆☆☆

人気作品『一騎当千』などが代表格でしょうか。

ヒロインが戦闘の際、傷ついた時や変身シーンなどによくみられるサービスシーンです。

近年、時代が進むにつれ、女性が創作作品の中においても戦闘やそれに準ずる行為に積極的に参加するようになったことから、製作者側が意図した場合も含めて自ずと目にする機会が増えていったシチュエーションとも言えます。

なぜ、身体に一切の傷がつくことなく、服だけが綺麗に脱げていくのかは極めて謎が残るところではありますが、受け手の目を釘付けにする手法としては極めて有効といえるでしょう。

入浴・シャワーシーンの際でも用いられた所謂、チラリズムを利用したサービスシーンと言えます。

しかしながら乱用しすぎると、それ以降はまったく興奮しなくなるという危険性も孕んでいる諸刃の剣ともいえる手法です。

変身シーンにおいては謎のフラッシュ効果。

敵側にダメージを負わされている際は、結局は最後までは脱がされることなく、あともう一息というところで第三者による助けが入ることも特徴的です。

よって不満が残ることから、この採点としました。

くっ、殺せ(くっころ)★★★★☆

くノ一や女スパイ、女戦士が敵に捕まり、拷問を受ける際等によく用いられるサービスシーン。

巷では略して『くっころ』と呼ぶのだそう。

それだけ、よくあるシチュエーションと捉えることができるとも言えるでしょう。

強い女性が戦闘の最中、捕虜として捕らえられ無理やりという状況ですが、あながち作り話でもなく、先述したものとは違って現実世界でも十分にあり得るだけ(戦争中とかね)リアリティーがあるシチュエーションだとも言えます。

もっとも現実では命がかかっているため、極めて洒落にならない状況ではありますが、創作の中においてでしたら個人的には好きです。(笑)

支配欲が満たされるとでもいうのか、普段、気が強く思い通りにならない女性を服従させ蹂躙したいという欲求は男性なら誰しも少なからずあるのではないでしょうか。(笑)

そういった意味では、本サービスシーンは個人的には満点に近い評価となりました。

強くて本当は戦えば勝てるのに弱い人質の身代わりになって捕まるやつ ★★★★★

そうです。よくAVとかであるシチュエーションです。(笑)

筆者、このパターンが大好物なので、この評価とさせていただきました。

状況を打破する実力はあるのに、それを最後まで発揮できずに無念にも敵に捕らえられ×××されてしまう。

ヒロインよりも格下の敵に捕まれば、なお良し。(笑)

それだけ貶められ辱めらている実感がわくというものです。(あードエスw)

しかしながら、このパターンもここぞというシーンで謎の助けが入ることが多いので最後まで油断はできません。

悪者に弱みを握られてしまう ★★★★★

これも上記と同じ理由でしょうか。

フランス書院なんかの官能小説でよく見られるパターンです。(笑)

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下衆な男に弱みを握られ、堕とされていく昼下がりの人妻(何故か人妻w)の様は見ているだけで興奮を禁じえません。

下衆な男と美女という図式は、そのまま社会の立場に置き換えるなら弱者と強者という図式に当てはまる。

つまり弱者が強者を制するという、このシチュエーションは創作上でたとえた場合、最も好まれるパターンであるとも言えます。

そういった意味では、もっとも我々の男心ないしは性への欲求を満たしてくれるサービスシーンのひとつと言えるでしょう。

さてさて、如何でしたでしょうか?

勿論、今回、ご紹介したのはサービスシーンのごく一部。

まだまだ、サービスシーンには星の数ほどの歴史やシチュエーションがあり、その奥深さは留まるところを知りません。

そして、これからも発展し続けていくことでしょう。

あなたにとってのお気に入りサービスシーンは何ですか?^^