最強? 最悪? ナチス・ドイツの知られざる驚異の技術 13選

最強? 最悪? ナチス・ドイツの知られざる驚異の技術 13選

どうも、さかいです!

今回、ご紹介するのはナチス・ドイツ。

ナチスと聞くと、まず第一に独裁政治や大量虐殺といった闇の部分をイメージする方も多いのではないでしょうか。

しかし、その科学力の高さは意外と知られていません。

今回はナチス・ドイツの当時のテクノロジーについて触れていきたいと思います。

舞台、音響技術

ご存知の通り、ヒトラーは演説に拘りました。

民衆を惹きつけるためのパフォーマンスを、より効果的にみせるためには舞台演出は欠かせません。

自らの演説を屋外で国民全体に伝えるための音響技術の向上には余念がありませんでした。

その技術が今のコンサートの音響の基になったといわれています。

高速道路の開発

ドイツで呼ぶところの「アウトバーン」。

現在の高速道路のモデルとされています。

1933年より建設工事が始まり、終戦時には4000キロにまで到達しています。

オリンピック聖火リレー

現在となっては当たり前の聖火。

なんと、その聖火もナチスが考案しました。

ベルリンオリンピックの際、自らの偉大さをアピールするためだったのが発端だったとされています。

ジェット機の発明

当時、世界各国が開発にしのぎを削っていましたが、ナチスが初の実用化。

ジェット機の開発に成功します。

ですが、開発したばかりだったためか、使用目的に未熟さや課題があったようです。

そのため戦略的に実力を発揮しきれませんでした。

ロケット技術

ロケットとミサイルは同じ技術というのは、もはや常識ですよね。

故にロケット技術はかなり進んでいたといわれています。

ナチス崩壊後、開発に関わっていた技術者たちはアメリカやロシアへと流れていきます。

結果、現在に繋がるロケット技術の礎を築きあげました。

世界初のテレビ放送

一般向けの定時テレビ放送を始めたのがナチスでした。

目的は数多あったと思われますが、その多くは、やはり自らの演説のためであったと推察できます。

早い段階で自らの存在を国民に印象づける有効な手段だと見抜いていたのでしょう。

公衆テレビ電話

スカイプやZOOMといった具合で今や当たり前になったテレビ通話。

なのですが、ネットの普及もしていない当時、なんと既に画像つきのテレビ電話が一般向けに存在していました。

3分5000円程度と値段は、ややお高めでしたが画面は鮮明でした。

ラジオの普及

ドイツ国民受信機

当然、こちらも演説目的。

当時、ラジオは非常に高価でしたが、『国民受信機301』という安いラジオを作り普及させました。

これをもってヒトラーの演説を多くの国民に届け、政治に活用しました。

こうなってくると、ほとんど洗脳装置ですね。(笑)

石油の製造

当時、ドイツは戦略的弱点を抱えていました。

それは石油を輸入に頼らなくてはならなかったこと。

そのためヒトラーは資源を自給するため人工石油製造に着手しました。

テープレコーダーの発明

ナチスのテープレコーダー

ヒトラーは自分の演説を録音。

それを繰り返し再生し活用しました。

ほとんど自分の演説を中心に技術開発していたといっても過言ではありませんね。^^;

どれだけヒトラーが演説を重要視していたかが垣間見られます。

合成ゴムの発明

当時、天然ゴムの生産地のほとんどがイギリスの植民地だったため、国内で資源を確保するため人造ゴムを作成。

外国からの輸入には頼らず、国内生産を重視している姿勢は日本も見習うべきかも知れません。

ヘリコプターの実用化

フォッケウルフFW-61

1907年、ヘリの初飛行に成功したのはフランスのポール・コルニュでしたが、当時、ナチスの開発した「フォッケウルフFW-61」は1936年6月の初飛行で、それを凌駕する性能を発揮。

※ポール・コルニュは飛行時間20秒、高度1.5m。

 一方でナチスは滞在時間1時間、高度2000mに到達。

初の実用化に成功します。

原爆の開発

実はナチスは原爆の開発に成功していた可能性があると言われています。

先述したとおり、ナチス崩壊後、技術者が大量にアメリカに流れていることから、その可能性は十分にあったといえるでしょう。

それを裏付けるようにアメリカが日本に落とした原爆の一つはナチスが開発したものと同じ型だったとも。

自らが開発したナチスが使わず、その後、盗用した側が使ったのだとしたら何とも皮肉な結果です。

さてさて、いかがだったでしょうか?

今回、ご紹介したのは氷山の一角。

まだまだナチスには知られざる未知の技術が埋もれています。

なかには都市伝説やオカルトめいたものまであったりします。

それについては、また別の機会にでもご紹介していきたいと思います。

なにかと歴史の闇としてのイメージの強いナチスですが、当時、相当に先進的な国であったことは疑いようがありません。

歴史にIFはありませんが、もしナチスが戦争に敗れず現在も生きながらえていたら。。

なんて想像するとゾッとします。

よく、わたしたちにとって現在、身近なテクノロジーの殆どは軍事技術の転用だといわれますが、今回、ご紹介したテーマは、まさしくそれを裏付けるようなものばかりでしたね。^^;

あなたは、どう感じましたか?

参考文献:ナチスの発明