【ややネタバレあり】映画『リトル・シングス』を観た感想、評価、レビュー

【ややネタバレあり】映画『リトル・シングス』を観た感想、評価、レビュー

どうも、さかいです!

今回は久しぶりの映画レビュー。^^

映画『リトル・シングス』です。

本作は日本では劇場公開はされなかったものの既にDVD化。

キャストはデンゼル・ワシントンを始めとし、『ボヘミアン・ラプソディー』でセンセーショナルを巻き起こしたラミ・マレック。

これで面白くないわけがありません。(笑)

ではでは、評価も交えて感想を述べていきたいと思います。^^

評価

ストーリー

★★★☆☆

キャラクター

★★★☆☆

どんでん返し

★★★ ★ ☆

総合

★★★☆☆

あらすじ

1990年、カリフォルニア州カーン郡。同地で保安官を務めるジョー・ディーコンはロサンゼルス郡保安局に呼び出され、最近発生した売春婦の殺害に関する証拠集めに従事するよう命じられた。

ディーコンはジミー・バクスター刑事と共に犯行現場へ向かったが、そこに広がっている光景に驚きを隠すことができなかった。

と言うのも、犯人の手口が未解決に終わった連続殺人事件ーしかも、その事件の捜査を担当していたのはディーコンであったーと酷似していたのである。

翌日、バクスターは現場がある地区を統括する署長(ファリス)から「ディーコンは未解決事件に執着するあまり、家庭生活も自分の健康もボロボロにしてしまった。

あいつとこれ以上関わってはいかん」と忠告を受けたが、一方のディーコンはバクスターを手伝うべく既に休暇を取得していた。

引用:Wikipedia

感想

序盤はよくある展開。

セブンなんかを代表とした色々と事情を抱えた刑事コンビが猟奇殺人の犯人を追っていく。

よく言えば王道のサスペンス。

悪く言えば、やや食傷気味。

しかしながら二人の個性ある役者、キャラクターも相まって飽きさせません。

個性溢れるセリフの掛け合いが視聴者を楽しませてくれます。

が、この映画の真の持ち味は後半以降にある。

まさに急転直下。

パターン通りに犯人を追い詰めていくと思いきや、そうではない。

まったく考えの読めない容疑者。(ジャレッド・レトの怪演が光ってます)

それを追う二人の刑事。

が、次第に彼らは容疑者のペースへと引き込まれていくことに。

そして事態は予想もしない展開へと突き進んでいく。

総合的には『セブン』や『羊たちの沈黙』には一歩及ばず。

決して名作とは呼べないまでも、これまでの王道サスペンスの常識を打ち破ったのは脱帽。

アイデア賞ではないでしょうか。

ラストの後味の悪さにも一花添えてます。

舞台を90年代にしたのも上手い。

ネットや携帯電話は実生活では確かに便利なツールだけど、こういったサスペンスやホラー映画なんかでは便利すぎて邪魔な存在。

それを、あえて廃すという思い切った決断。

そのことが功を奏し、より物語への没入感、緊張感を増している。

オススメする人

ちょっと風変わりなサスペンス映画を求めてる方。

王道な展開には飽き気味の方にはオススメ。

どんでん返しが好きな人にも良いでしょう。^^

しかしながら、誰にでも自信を持って勧められるかといったら正直、ビミョー。(笑)

場合によっては時間の無駄になっちゃうかも。^^;

人を選ぶ作品であることは間違いないでしょう。(笑)

それとハッピーエンドが苦手な人にも合うかも。

※個人的な印象だけど、こういったサスペンスの類いってバッドエンドの方が印象に残るし名作になりがち。^^;

さてさて、いかがだったでしょうか?

なにか面白い映画はないかなーと思ってる、そこのあなた。

この週末にでも。^^