【KDP】【キンドル】【読み放題】【アマゾン】【個人作家】【収入】【儲かる】AmazonのKindleでシリーズ作品(小説)を毎月一度、出版し続けてみた結果

【KDP】【キンドル】【読み放題】【アマゾン】【個人作家】【収入】【儲かる】AmazonのKindleでシリーズ作品(小説)を毎月一度、出版し続けてみた結果

どうも、筆者です。w

わたくし、現在『懲役警察』という作品をAmazonのキンドルさんでリリースしているのですが、ここ9ヶ月の間、試験的に短編を月一ペースで出版してきたので今回はその成果というか実績について話そうかと思います。

そもそも何故、短編を月一ペースで出版してきたかというと、決められた期間で、かつ決まった日にちに作品をリリースすることで、読者の皆さんに週刊誌を読む感覚で作品を手に取ってもらえるかなと思い立ったのがきっかけです。

これはユーチューバーの人が毎日、動画を更新してるのを見て思いついたというかヒントになったというか。(笑)

やはり毎日、アップしている人とそうでない人の違いって歴然なんですよね。

皆に覚えてもらえるというか親近感というか。そういうのが全然、違うわけです。イメージ戦略、心理学なんかでは単純接触効果なんて言ったりもします。

そんなわけで、本当なら筆者としても毎日でも作品を出版したいくらいなのですが、そこはやはりクオリティーというものもあり、本業の傍ら執筆してる事情もあって流石に無理があるので、月一出版という方法に落ち着いたわけです。^^;

筆者はそれほど筆が早いわけでもなく。これが精一杯の速度と言いましょうか限界と言いましょうか。(笑)

で、本題に戻りますが、月一ペースで出し続けてみて何がわかったのかといいますと、短編(20ページ~50ページ)はさほど読んでもらえない。ということです。(笑)

勿論、作品の性質やキンドルの読者層なんかにも左右されるとは思うのですが、筆者の場合は期待していたよりは成果はみられなかったというのが実情です。

単に作品が不評、或いは面白くなかったのかなとも考えたのですが、以前に短編を何作かまとめた『合本版』の方については、比較的、好評なようで今でもちょいちょいランキングに上がったりはしてくれているようです。

なので、毎月、一度リリースしている短編作品については、後ほど合本版として再出版することで、ある程度の読者層が見込めると踏んではいるのですが、この現象は一体何故なのか?

理由を少し分析してみました。

  • 読者に短編じゃ短すぎて物足りないと考えられてる。
  • どうせ、後でまとめて出版されるから、その時、読もうと思われてる。
  • 短編があまり読まれていないと思ってるのは実は錯覚。ページが短すぎるため合本版と比較した際、KENP(読まれたページの合計)が負けて見えてしまっている。

■読者に短編じゃ短すぎて物足りないと考えられてる。

まあ、これはわかります。(笑)

ページが少ない分、どうしても登場人物は抑えられてしまうし、ストーリーも薄くなってしまいがちです。^^;

筆者としては無い知恵を振り絞って(笑)十分に面白くしたつもりであっても、一部の読者には、それが伝わりきれていない部分もあるのかも知れません。

■どうせ、後でまとめて出版されるから、その時、読もうと思われてる。

合本版待ち。ということなのでしょうか。^^;

これまでの傾向から、どうも○巻と表紙に明記されている方が読まれやすいようです。

その法則性を鑑みると、合本版に比べ巻数表記のない短編はウケが悪いのかも知れません。^^;

筆者としては、できれば出版直後の出来たてのホヤホヤ状態で読んで欲しいのですが、そこは人それぞれ。あとでまとめて読みたいという方が多くを占めているのでしょうか。うー、分からん。。^^;

■短編があまり読まれていないと思ってるのは実は錯覚。ページが短すぎるため合本版と比較した際、KENP(読まれたページの合計)が負けて見えてしまっている。

これについてはKindleというか、KDPのシステムそのものの仕様なのかも知れませんが、簡単に説明しますと、KDPには実際に販売したデータとは別にKENPというシステムが存在するのですね。

KENPが何かと言いますと、Kindleには読み放題という定額サービスがありまして、これに加入してる人は筆者の作品を無料で読めるわけです。

その際、読まれた作品のページ数の合計値がカウントされるのですが、これが所謂、KENPと呼ばれるものです。

それがそのまま売り上げやランキングに反映される仕組みというわけです。

※ちなみに、この際、実際に売れた本の冊数もKENPと並行して組み込まれるようです。もっともこの定額サービスが登場したことによって販売数そのものは激減したわけですが……。^^;

つまり短編だと読まれるページ数は一冊あたり20~50ページ。

それに比べ、合本版は一冊あたり350ページくらいあったりするわけです。

これはあくまで憶測にすぎないのですが、もしランキングが作品単体としてではなく、読まれたページの合計値のみだけでカウントされているのだとしたら結果はどうなるか?

まったく同じ人数が、それぞれ合本版、短編を読んだとしてランキングに入りやすいのはページ数が多い合本版の方なのではないか? 有利なのではないか?

イコール、ページ数が元から少ない短編はランキングに入りづらい。不利になると。

極論を言うなら、全部で10000ページ近くある百科事典を出版すれば、たった3,4冊読まれるだけで楽にトップテン入りするのでは?(笑)

一方で10ページくらいしかない作品は合計3000冊くらい読まれないと、百科事典とは勝負にもならないのではないのか?w

なので、あまり短編が読まれていないように感じるのは錯覚なのではないか……なんてね。w

さーせん、これについては若干、希望的観測入ってます。(笑)でも、もしそうだとしたら何とも間抜けな話ですよね。^^;

皆さんの中で、自分も是非Kindleでシリーズ作品を執筆してみたい! と思ってる方がいましたら何かの参考にしていただけたら幸いです。^^

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