【銃マメ】最低でも知っておくべき弾の種類は? そして、その使用用途、威力と効果は?
- 2020.06.11
- 銃

どうも、さかいです!
皆さんも映画とか漫画なんかで一度は目にしたことがあるはず。
フルメタルジャケットにダムダム弾、それに徹甲弾。
銃の弾丸には様々な呼び名があります。
今回はそれらについて、ご紹介していこうと思います。
弾の呼び方として、ある程度の普遍性を持ち、広く通じる物が「口径によって種別する」方法です。
これについては主に軍用弾に用いられる呼び方で、二度の世界大戦後、同じような思想を持つ国が国境をまたぎ、○○条約機構軍などと協力し合うようになって広まったものです。
よく“NATO弾”とかいうのが、まさしくそれです。
拳銃弾なら「9mm×19」、ライフル弾なら「7.62mm×51」「7.62mm×63」のように口径に薬莢の長さを併記することで、同じ口径でも異なる弾薬が区別しやすくなってるのが特徴です。
弾薬は「弾頭の形状」によっても異なる性質を持つようになります。
先端の丸い弾と、尖った弾では飛んでいく軌道や命中時の潰れ具合が異なります。
それを区別すべく、弾頭形状を表す言葉や記号が名称に盛り込まれたものも多く存在します。
弾頭部分は通常“鉛のカタマリ”ですが、必要に応じて特別な措置を施し、付加機能を持たせることがあります。
もっとも一般的なのが、鉛の表面を銅などの金属でコーティングして弾頭の変形を防ぐ「フルメタルジャケット弾」です。(名前が格好いい!w)
他にも、タングステンや劣化ウランなどを弾の中心部(弾芯)にし使用して貫通力をアップさせる「徹甲弾」
内蔵した炸薬で破裂する「炸裂弾」
発火材を充填した「焼夷弾」や「曳光(えいこう)弾」など、弾薬に与えられた機能が、そのまま名称に反映されてたりします。
しかし、外見だけでは区別がつかないことが多く、弾頭部に着色して区別がつくようにしてあります。
形状と機能の双方が特徴的なため、個別の名称として有名になっている弾薬も存在します。
先端が凹んでいて命中すると変形して潰れるようになってる「ホローポイント弾」(貫通しにくいのが特徴)
その亜種である「ブラックタロン」、「ハイドラショック」などといった弾がそれです。
【形状によるもの】

ラウンドノーズ(先端が丸い)

フラットノーズ(先端が平たい)

尖頭弾(先端が尖ってる)

ボートテイル弾(お尻がすぼんでる)
機能によるもの
徹甲弾 | 硬い芯で貫通力を高めた弾丸 |
炸裂弾 | 炸薬の爆発力で目標を砕く弾丸 |
焼夷弾 | 内蔵した発火剤で着弾した場所を燃やす弾丸 |
曳光弾 | 自ら発光して弾道確認をしやすくする弾丸 |
弱装弾/強装弾 | 発射薬の量を減らしたり増やしたりする弾丸 |
フルメタルジャケット弾 | 弾丸が変形しないよう金属で覆った弾丸 |
ホローポイント弾 | 弾丸が変形しやすいよう先端に凹みをつけた弾丸 |
さてさて、いかがでしたでしょうか?
ちなみに筆者のマグナムはフルメタルジャケット(皮でコーティングされてる)です。(嘘です。冗談ですw)
使用目的によって様々な弾丸の種類が存在するなんて、何だか面白いですよね。
そういった知識を身につけた上で作品を鑑賞すると、また違った目でみれるかも知れません。^^
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