【哲学】【精神論】クリエイター必見!? 成功の条件『好きなこと』と『できること』目指すならどっち?
- 2020.06.29
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どうも、さかいです!
久しぶりのブログ更新となってしまいました。^^;
ところで皆さんは今、何か作品作りをされていたり副業をやっていたりされますか?
以前、ユーチューバーで有名なラファエルさんや「今でしょ」でお馴染みの林修先生が仰られていた言葉で、少し自分なりに考えるところがあったので今回、思い切って記事にしてみることにしました。
言うまでもなく彼らは知る人ぞ知る大成した、所謂、有名人です。
世の中に与える影響力もハンパありません。
そんな彼らが言っているわけです。
成功するためには何を成すべきか?
その答えは
「自分の好きなこと」ではなく「できること」をやれ。
これについては、もしかすると以前のブログでも少し触れたことがあったかも知れません。^^;
はて? 彼らの言う「できること」とは果たして何なのか?
突き詰めていくと、きっと「できること」とは「周囲に求められていること」を指しているのだと思われます。
まあ、極めてビジネス的な考え方ではあります。
つまりユーザーもしくは顧客に対して自分が何を求められているか?
その中から自分にできることを見出せと。
勿論、自分の好きなことで成功を収められている方もいます。
同時にそうなることが理想ではあるのですが、それが叶う方はごく一部。
それが彼らの主張であり考え方らしいです。
そこで、さかい考えました。

これってYouTubeだけではなく、ブログだったり自分の関わってる何かしらの作品だったり。
全部に共通するテーマなんじゃないかと。
この言葉を聞いたとき、かのシャーロック・ホームズの著者として有名なアーサー・コナン・ドイルの話を思い出しました。
ドイルは実はホームズを執筆したのは不本意で、本当は歴史超大作の物語を描きたかったのだそう。(ちなみに当時、ホームズは今でいうところのラノベ的な立ち位置にあったのだとか)
で、いざ執筆してみると誰も見向きもされなかったという逸話があります。
そう、皆が求めているのはシャーロック・ホームズとしてのコナン・ドイルであって、歴史家としてのコナン・ドイルではなかったというわけ。
それと同じような話で、ハリー・ポッターの著者として知られるJ・K・ローリング氏も同作終了後に匿名で小説を持ち込んだという話がありましたが、そちらもどうやら大したヒットには結びつかなかったようです。
もっともコナン・ドイルもローリング氏も大成功した後の人物であって、それらを引き合いに出すのも妙な話ではあるのですが。^^;

とまあ、つらつらと述べてきたわけですが、結局のところ、これって何だか寂しい考え方だなと。
わたくしめごときゴミ屑野郎が意見するのはおこがましい話なのですが。(笑)
例えるなら、夢を目指さずに実直な公務員を目指せと。
そんなふうに言われているような気がして。
考え方としてはサラリーマンになって社畜のように働けと言われているのと何ら変わりませんよね。

自分が好きなことは、きっと他の誰かも好きなはず。
それなら、その喜んでくれる一部の人たちだけのために作品作りをすればいい。仕事をしていけばいい。
その時点で十分、大成功なのではないかと。(金銭的という意味ではなくね)
第一、好きでもないことをずっと続けるなんて不可能。
というより拷問です。^^;
コナン・ドイルにしろ何にしろ、そこには少なからず作品への愛があったはず。(多分w)
結局、継続なくして成功などありえないのですから。
そもそも論として「求められていること」ばかりを追求していけば、やがて辿り着く先は最終的に周囲と同化してしまうような気もするわけですね。
ユーザーが皆、ラーメンを食べたいと思っていたら作り手も皆、ラーメン屋にならなければならない。

そこを逸れて蕎麦屋やうどん屋になっては大成はしない。
とまあ、極論ではありますが、こういった解釈にもなるわけで。
客に媚びるじゃないけど、皆が求めていることを続けていけば、確かに『それなり』になることは可能でしょう。
でも、それはあくまで『それなり』であって『成功』ではない。
ましてや『大成』でも。
しかしながら、そこに自分だけにしかできない何かしらのオリジナリティが盛り込まれていれば周囲と差別化することは可能でしょう。
そうなれば、ただのラーメン屋ではなく行列のできるラーメン屋になることも夢じゃない。w
でも、それを実現するのって並大抵のことじゃない。
それこそ、ごく一握りの天才でもなければ成し遂げることは至難でしょう。
結局、理論というのは、どれも結果が全てであって言ったもの勝ちなのではないかと。
故に正解はない。
凡人が気軽に真似をしてみたところで、それを論じる彼らのようにはなれない。
たとえばイチローが
『毎日、23時間バッティングの練習をしました』
と言ったとしましょう。
それを真似てみたところで我々がイチローになれないのと同じです。
少なくとも筆者は一ミリも好きでもないことに対し熱量も時間も捧げられないし、その先に彼らの言う成功が待っているとは到底、思えない。^^;
これって、筆者の単なるわがままなのでしょうか。(笑)
皆さんはどう感じましたか?^^
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