まるで巨大なスパコン!? この世の全てを記録するアカシックレコードとは?
- 2021.03.29
- 事実は小説よりも奇なり

どうも、さかいです!
皆さんはアカシックレコードというものを、ご存知ですか?
明石○さんまさんでも、今、YouTubeで話題のガーリ○レコードでもありません。(笑)
もしも、この世に存在するすべての記憶がどこかに記録されていたとしたら?
今回は、そんなアカシックレコードについて、ご紹介していきたいと思います。

アカシックレコードとは?
元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。
宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。
近代神智学の概念であり、その他の現代オカルティズムの分野(魔術等)でも神智学用語として引き合いに出されることがある。
また、陰に陽に神智学運動の影響を受けている欧米のニューエイジや、日本の精神世界・スピリチュアル、占い、予言といったジャンルでも使われる用語でもある。
アカシックレコードが存在する科学的根拠はない。
Wikipediaより引用
要するに地球史は勿論のこと、宇宙の始まりから終わりに至るまでの全てが記録されている、巨大な記憶媒体というわけです。
我々、人類の日々、無意識のうちにアクセスしているとも言われており、わかりやすい例では近年のクラウドサービスなんかを思い浮かべてもらうとよいかも知れません。
人間の脳がPCやタブレットで、このアカシックレコードと呼ばれる媒体、つまりクラウドサービスからデータを受け取っているといった構図ですね。
考えてみると恐ろしいですよね。(笑)
この理論でいくと、もしかすると我々、人類は毎日、自分の意思で行動し物事を選択しているつもりで生きていますが実はそうでないのかも知れないという。(笑)
一応、科学的根拠はないとはされていますが、有名な発明者たちが殆ど同時期に同じような発明で覇権を争ったり、(エジソンとベルが電話機で競合したり)類似したアイデアを思いついたりすることがあったりもするので、あながち荒唐無稽な理論とばかりも言いきれないのではないでしょうか。

歴史と概念
アカシックレコードという言葉を作ったのはルドルフ・シュタイナーだとされています。

ルドルフ・シュタイナー(1861年 – 1925年)
神智学協会ドイツ支部事務総長だったルドルフ・シュタイナーは、物質界を取り巻く「アカシャ」という元素に、超物質的な方法で世界で起こったことがすべて永遠に刻印されており、それを霊視できると主張。
霊視したという内容を、5年間にわたり雑誌で「アカシャ年代記より」として連載します。
なお、その概念は、心霊治療家・心霊診断家エドガー・ケイシーが、アメリカ社会で人気になるのに伴い知られるようになります。

エドガー・ケイシー(1877年-1945年)
ケイシーは、主にメスメリストと呼ばれる療法による催眠状態で人々からの相談や質問に答えるという特異な人生を送ります。
※現代でいうところの霊媒師さんやイタコさんのようなものでしょうか。
ケイシー自身が喉頭炎を患い声が出なくなった時、メスメリストによる催眠治療を受けますが、その際、催眠状態では声を出すことができ、普段とは異なる人格が現れたとされます。
(なんだかエクソシストみたいですね。^^;)
なんと、その人格が語る治療法によりケイシーは失声症を克服!
この出来事を機に、徐々に患者さんたちの相談にも答えるようになっていきます。
ちなみに競馬や株価の予想といった私益の相談には、うまく能力を発揮することはできなかったのだとか。(うーん、何だか怪しいw)
1923年に印刷業者で宗教・哲学、特に近代神智学に詳しいアーサー・ラマースに出会い、ラマースは神智学の教えなどを催眠時のケイシーに質問し、このとき、ケイシーは神智学の影響を大きく受けます。
ラマースの勧めでケイシーは病気相談(フィジカル・リーディング)だけでなく、過去生の経緯や過去生を含む人生全体の相談(ライフ・リーディング)に応じるようになり、支持者が集まり活動は組織化されていくことに。
ラマースは神智学の霊魂観の真偽などを催眠時のケイシーに質問します。
これに対し、ケイシーは次のように説明。
- 人間の霊魂は輪廻転生を続けており、太陽系は八次元からなる「魂の修養場」である
- 三次元を特徴とする地球では、霊魂は三次元的身体(肉体)をまとって自由意思を行使する。
- 地球では肉体と霊体という二重性のために、人間の意識は顕在意識と潜在意識に完全に分離してしまい、潜在意識は眠り込んだ状態になる。
- 潜在意識の次元では、魂がこれまでに経験した事柄(過去生を含む)がすべて記録されている。
ケイシーはこの潜在意識の記録、「霊的な記録庫」にアクセスし、過去世の記憶から得た情報により人々の相談に応じているのだそう。
この「霊的な記録庫」こそが、のちに「アカシックレコード」と呼ばれるようになります。
アカシックレコードへのアクセス方法はチャネリングまたはリーディングと呼ばれますが、これらは心霊主義の交霊会に由来し、元々は霊媒によって行われていました。
1960年代のカウンターカルチャーを源流のひとつとし、1970年代後半に始まるアメリカのニューエイジ運動の中で、アカシックレコードへのアクセスが試みられていきました。
ちなみにニューエイジでは、世界のすべての現象を記録したアカシックレコードは実在し、それにアクセスするチャネリングは真正のものと考えられることがあり、異次元の「ソース」から高次の霊的な情報、真実であり重要な情報を得ることができるチャネラーが多数存在すると考える人もいたようです。

さてさて、いかがでしたでしょうか。^^
オカルトだと一蹴してしまえば、それまでですが、
仮にこれらの理論が本当だったとしたら?
アカシックレコードが、どこかに存在していたとしたら?
これって、なんだかロマンがありますよね。^^
よく作曲家や芸術家の方が『突然、アイデアが降りてくる』なんて言い方をすることがありますが、少なからず、このアカシックレコードが影響しているのかも知れません。(笑)
皆さんは、どう感じましたか?^^
参考文献:Wikipedia
-
前の記事
【近況】今、置かれてる環境、小説の題材にしてみたいテーマなどなど 2021.03.28
-
次の記事
まさに国家機密級!? ババ・ヴァンガの予言の数々! 2021.03.30
コメントを書く