【決定版】世界の秘密結社まとめ

【決定版】世界の秘密結社まとめ

どうも、さかいです!

皆さんは秘密結社と聞いて何を思い浮かべますか?

フリーメイソンやイルミナティを連想する方も多いのではないでしょうか。

さかいは真っ先にショッカーを思い浮かべてしまいましたが。(笑)

さて今回は、そんな秘密結社について。

世界に多く存在しているといわれる秘密結社について(滅んでしまった組織含めて)ご紹介していきたいと思います。

そもそも秘密結社って何?

秘密結社とは、結社の存在そのものが構成員により秘匿される、又は、結社の存在は公になっていても、その構成員であることが、組織や構成員自身の許諾によらないで、第三者等により公開されることが禁じられている組織、あるいは、結社の活動目的や活動内容を構成員以外の第三者等に公開することが禁じられている組織などが秘密結社であると指摘される。

フリーメイソンは、存在は元より、連絡先や支部などが公開されている。

秘密結社の明確な定義は存在しない。

その性格から、政治的秘密結社と宗教的秘密結社に大別されるが、西アフリカ諸国の精霊信仰結社のように両方の要素を持つ場合もある。

特定の職人同士や、特定の職種の商業者同士が自分達の技術の漏洩を防いだり、利権を守るために結成する職能・商業組合的な秘密結社も歴史的に多い。

メンバーは主義、職業、趣味、嗜好などなんらかの要素を共通して有する。

また、秘密の主義、信仰などを有している場合もある。

結社への入会に際しては、一定の厳しい制限が設けられていることが多い。

一方で、符牒を持つような閉鎖的な組織がもたらす連帯感や、反社会的な雰囲気自体を楽しむ、娯楽としての秘密結社が組織されることもある。

代表的な秘密結社

フリーメイソン

16世紀後半から17世紀初頭に、判然としない起源から起きた友愛結社。

「自由」、「平等」、「友愛」、「寛容」、「人道」の5つの基本理念がある。

イルミナティ

イエズス会の修道士だったインゴルシュタット大学教授のアダム・ヴァイスハウプトが1776年に創設した秘密結社。

ドイツ南部とオーストリアにおいて一世を風靡し、特にバイエルンで急激に発展した。

しかし、その無政府主義的な傾向からバイエルン政府によって1785年に禁圧された。

コーサ・ノストラ(別名マフィア)

秘密結社的犯罪集団。

イタリア語で「我らのもの」を意味し、一般的にはマフィアとして知られるが、正確にはマフィアとコーサ・ノストラは区別される。

マフィアという呼称は、時期は不明であるが18世紀末から19世紀初頭にイタリアのシチリア島で発生し、19世紀末から始まったアメリカへの移民と共に、イタリア国外へと進出し世界的な組織と成長していった、一方コーサ・ノストラは第二次世界大戦中にアメリカが強制送還したラッキー・ルチアーノに対してつけられた組織(ギャング)を言う。

クー・クラックス・クラン(KKK)

「白人至上主義団体」とされるが、正確には北方人種を至上とし(ノルディック・イデオロギーという)、主に黒人、アジア人、近年においてはヒスパニックなどの他の人種の市民権に対し異を唱え、同様に、カトリックや、同性愛者の権利運動やフェミニズムなどに対しても反対の立場を取っている。

マニフェスト・デスティニーを掲げ、プロテスタントのアングロ・サクソン人(WASP)などの北方系の白人のみがアダムの子孫であり、唯一魂を持つ、神による選ばれし民として、他の人種から優先され隔離されるべきである、と主張する。

白装束で頭部全体を覆う三角白頭巾を被りつつデモ活動を行う集団として世間で認知されている。

スカル・アンド・ボーンズ

アメリカのイェール大学にある学生組織。

「The Brotherhood of Death」の異名がある。会員名簿は公開されている。

ウィリアム・ハンティントン・ラッセルと、従兄弟のサミュエル・ラッセルが1832年に設立した。

歴代のCIA長官はジョージ・H・W・ブッシュをはじめとしてボーンズマンが務めてきた。

その他、ボーンズマンは金融、石油といった産業界の中枢だけでなく、国防総省、国務省などの政府機関にも存在している。

ブナイ・ブリス

ブナイ・ブリスとは、伝統的にはユダヤ人コミュニティーの相互扶助組織の名称である。

1843年10月13日、ニューヨークでヘンリー・ジョーンズ、他11名により設立された、現在も活動しているものでは世界最古のユダヤ人の互助組織。

活動内容は、人権向上活動、病院と自然災害犠牲者の援助、ユダヤ人大学生に対する奨学金授与、名誉毀損防止同盟(ADL)を通して人種差別・ヘイトクライムや反ユダヤ主義への反対を含んだ、多種多様なコミュニティサービスと福祉活動に及んでいる。

黄金の夜明け団(G.D.)

19世紀末のイギリスで創設された西洋魔術結社。

黄金の暁会とも訳され、G.D.と略名される。

現代西洋魔術の思想、教義、儀式、実践作法の源流になった近現代で最も著名な西洋隠秘学組織である。

ロッジP2

フリーメイソンのロッジ(集会所)の一つ。

イタリアの政財界人、マフィアメンバーらが加入した。

地獄の火クラブ

18世紀に存在したイギリスの秘密結社。

悪魔主義を標榜したが、その実態は単なる上流階級の秘密の社交クラブにすぎなかった。

カルボナリ(炭焼党)

19世紀前半にイタリアとフランスに興った革命的秘密結社。急進的な立憲自由主義(憲法に立脚する自由主義)を掲げ、ノーラ、トリノをはじめ各地で武装蜂起を企てた。

黒手組(黒い手、ブラックハンド)

セルビアの民族主義者により1911年に結成された秘密組織・テロ組織。

日本語では「黒い手」「ブラックハンド」とも訳す。

組織の正式名称は「統一か死か」。

クーデターを目論む陸軍将校、理想主義を信ずる学生、時には共和制を目指す者さえいた。

フィリキ・エテリア

19世紀前半にオスマン帝国統治下のギリシャにおいて活動した秘密組織。

トルコの支配を排し、ギリシャ人による独立国家を設立することを目的としていた。

フィリキ・エテリアのメンバーは、ロシア帝国に在住するギリシャ人が中心となっていた。

バルカン半島でのロシアの影響力を拡大しようとするロシア政府が、組織に物質的援助を与えていたと言われる。

彼らの決起が1821年に始まるギリシャ独立戦争の嚆矢となった。

土地と自由

ロシアナロードニキ運動の組織

青年イタリア

青年イタリア党、あるいはジョーヴィネ・イタリアは、1831年にジュゼッペ・マッツィーニが結成した政治結社である。

カルボナリ衰退後のイタリア統一運動の中心を担い、共和主義によるイタリア統一を企てて反乱を繰り返したが、弾圧を受けて凋落した。

チャイコフスキー団

ナロードニキ運動弾圧の後に作られたロシアの秘密結社。

白蓮教

中国に南宋代から清代まで存在した宗教。

本来は東晋の廬山慧遠の白蓮社に淵源を持ち、浄土教結社(白蓮宗)であったが、弥勒下生を願う反体制集団へと変貌を遂げた。

洪門

中国明朝末期清朝初期に興った秘密結社、“反清復明”(清を倒し明を復活させる)をスローガンとした秘密結社。

洪門とは全ての山堂および反清組織を纏めた総称であり、それは天地会、三合会、致公堂、或いは紅幇など多岐に渡る。

1992年7月28日にアメリカにて第三届世界洪門親和大会が開かれ、世界各地より集まった100人以上の代表によって二日間の議論の後、世界洪門総会の成立が宣告された。

首届会長は李志鵬で、総会はホノルルに設置されている。

サッグ団

かつてインドに存在した強盗殺人を専らとする秘密結社。

犠牲者をヒンドゥー教の死の女神カーリーへの供物として殺害を行った。

サッグ団について詳しく知る ↓

暗殺教団(山の長老教団)

中東の伝承。

ただし活動内容は後世の西洋人による誇張が多い。

アササン(暗殺)の語源となった。

暗殺教団(山の長老教団)について詳しく知る ↓

ケニア土地自由軍(マウマウ団)

ケニアの秘密結社。

イギリス植民地期(ケニア植民地(英語版))に活動し最盛期には20万人が所属していた。

「マウマウ団」はこの結社に対するイギリス側の呼称である。

キクユ族の貧農を中心に一般の都市労働者や労働組合員によって構成されイギリス植民地支配下のケニアの独立および民族解放を目指した。

薔薇十字団

17世紀の初頭にドイツで宣言書を発表した友愛組織。

この宣言書では、クリスチャン・ローゼンクロイツという謎の人物によって15世紀に創設された秘密の組織であるとされている。

始祖クリスチャン・ローゼンクロイツの遺志を継ぎ、錬金術や魔術などの古代の英知を駆使して、人知れず世の人々を救うとされる。

起源は極めて曖昧だが中世とされ、錬金術師やカバラ学者が各地を旅行したり知識の交換をしたりする必要から作ったギルドのような組織の1つだとも言われる。

薔薇十字団の存在はやがて伝説化し、薔薇十字団への入団を希望する者だけでなく、薔薇十字団員に会ったという者や、薔薇十字団員を自称するカリオストロやサンジェルマン伯爵などの人物が現れた。

また、18世紀にはフリーメーソンの内部とその周辺において、19世紀から現在までは神秘学と秘教の分野において、薔薇十字団を名乗る団体と「バラ十字の伝統」を継承していると述べる団体が多数現れている。

この流れのほかにも人智学から派生した「薔薇十字団」が南ドイツに現在でも存在している。

本家からは完全に独立し、ある村の片田舎で毎週日曜日の午前中にはキリスト教のミサや礼拝に似た儀式を独自に繰り広げている。

18世紀の後半には、「薔薇十字の位階」と呼ばれる段位がフランスのフリーメーソンの制度の中に現れた。

これは当時のフリーメーソンの思想に薔薇十字思想が影響を与えていたことを示している。

黄金の十字団

ドイツの秘密結社。

魔術師のアグリッパが16世紀に創立。

福音十字団

ドイツ。錬金師のステュディオンが16世紀ニュールンベルクに創立。

オデッサ

ドイツの元ナチス党員の犯罪を追及するサイモン・ヴィーゼンタールによれば、この組織は1946年にナチス親衛隊のメンバーをはじめとする、旧ナチス党員の逃亡支援のために結成されたとされる。

しかし第2ドイツテレビ(ZDF)が行った元親衛隊隊員へのインタビュー番組を含む他の資料は、ウィーゼンタールがいう「単一の世界的組織」としてオデッサが存在したことはなく、むしろ複数の組織が、元SS隊員をはじめとする元ナチス党員の国外逃亡を助けたことを示唆している。

元SS隊員を助けた組織には、公的団体も非公的組織もあり、バチカンを筆頭とするカトリック教会やアメリカのCIA、チリやアルゼンチンなどの南アメリカ政府の機関、ロッジP2のような秘密組織が含まれていたと指摘されている。

他にSS同志会やルデル・クラブなど、旧ドイツ軍人が旧ドイツ軍人およびナチス戦犯者の支援のために創設した組織もある。

トゥーレ協会

1918年にミュンヘンで結成された秘密結社。

名称は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『ファウスト』『トゥーレの王』にも登場する伝説の地「トゥーレ」から命名された。

1918年1月に右翼政治結社・ゲルマン騎士団の委託を受けたルドルフ・フォン・ゼボッテンドルフ(ドイツ語版、英語版)により、騎士団の非公式バイエルン支部として設立された。

正式名称を「トゥーレ協会・ドイツ性のための騎士団」といい、鉤十字(ハーケンクロイツ)と剣をシンボルマークとした秘密結社であった。

超国家主義・反ユダヤ主義を標榜し、第一次世界大戦後のバイエルン州で勢力を拡大してレーテ共和国打倒に大きな力を及ぼしたうえ、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の母体の1つともなった。

ヴリル協会

エドワード・ブルワー=リットンの小説『来るべき種族』に触発され、その技術的な探求を目的として結成された20世紀前半のドイツのオカルト結社。

1918年ドイツ・ベルヒテスガーデンで創立。

神智学協会の影響を強く受けていた。

ブリルとは、小説『来るべき種族』に登場する超古代文明の末裔達が駆使するエネルギー装置であり、中国でいう気や風水のように宇宙に瀰漫するエネルギーを利用する、フリーエネルギー(零点エネルギー装置)のようなものである。

ウィリー・レイによる『ナチス帝国の疑似科学』によれば、小説をもとに設立された「真実のための協会」と称する疑似科学的団体がベルリンにあり、小説『来るべき種族』に登場する「ヴリル」なる力を研究していたと語っており、少なくとも石油などの既存のいわゆる燃料によらないエネルギーの技術体系を探る団体であると見ることができる。

その技術的成果はドイツ政府にも注目されていたらしく、戦時中はSSで新型航空機の開発に関与していたE-4セクションへの協力を厳命され、その関係施設で研究開発に従事していたとの指摘もある。

ゲルマン騎士団

20世紀初頭のドイツ国の秘密結社。

反ユダヤ主義者テオドール・フリッチに指導された帝国ハンマー同盟の秘密組織として、ヘルマン・ポールら何人かの著名なドイツのオカルティストたちによって1912年に結成された。

思想的には、グイド・フォン・リスト、アドルフ・ヨーゼフ・ランツの影響が大きく、スワスティカ(鉤十字)をシンボルとし、フリーメイソンに似た階層的な兄弟団組織(ロッジ)を有していた。

その参入者たちには民族主義的な北方人種優越のイデオロギーと反ユダヤ主義を、オカルトや魔術的な哲学と同様に教えていた。

東方聖堂騎士団(OTO)

東洋のテンプル騎士団または東方の神殿の修道会という意味のラテン語を名称とする、20世紀初めに創設された国際的な友愛結社にして宗教団体。

当初はフリーメイソンを模倣したメイソン関連団体として設立されたものであるが、アレイスター・クロウリーの指導下で、「セレマの法」を中心的な宗教原理とする団体として再編された。

1904年の『法の書』受信に端を発する「セレマの法」は、「汝の意志するところを行え、それが法の全てとなろう」と「愛は法なり、意志の下の愛こそが」の二文に集約される。

多くの秘密結社と同様、OTOの会員制は演劇的儀式を用いた一連の位階儀礼による秘儀参入体系に基づいており、団員の結束を深め、精神的および哲学的な教えを伝授することを目的としている。

シオン修道会

1960年代以降のフィクション、ノンフィクションで扱われた秘密結社の名称。

11世紀の中世に遡る歴史を持つと伝えられ、主催者もそのように称したが、その根拠はフランス語で『秘密文書』という名を持つ冊子の記述にあった。

しかしこの文書は、最後の総長を自称していたピエール・プランタールが、自ら捏造したものであると1993年に告白した為、シオン修道会が主張していた伝統や秘密は偽りであったと現在では考えられている。

英国のテレビ作家ヘンリー・リンカーンらがテレビ番組や書籍で取り上げて有名になった。

また2003年には米国の作家ダン・ブラウンが、ベストセラーとなった小説『ダ・ヴィンチ・コード』で、この結社を物語の中心に据えた為、一躍、世間の脚光を浴びることとなった。

聖堂騎士団(テンプル騎士団)

中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会。

正式名称は「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち」であり、日本語では「神殿騎士団」や「聖堂騎士団」などとも呼ばれる。

十字軍活動以降、いくつかの騎士修道会(構成員たちが武器を持って戦闘にも従事するタイプの修道会)が誕生したが、テンプル騎士団はその中でももっとも有名なものである。

創設は1096年の第1回十字軍の終了後の1119年であり、ヨーロッパ人によって確保されたエルサレムへの巡礼に向かう人々を保護するために設立された。

グレート・ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)

近代神智学やその影響を受けたニューエイジ思想で信じられている超自然的人物の集団。

日本語表記としては「聖白色同胞団」、「大白色聖同胞団」、「大いなる白色同胞団」などがある。

血盟団

1932年(昭和7年)2月から3月にかけて発生した連続テロ(政治暗殺)事件。

政財界の要人が多数狙われ、井上準之助と團琢磨が暗殺された。

当時の右翼運動史の流れの中に位置づけて言及されることが多い。

桜会

日本の軍事国家化と翼賛議会体制への国家改造を目指して1930年(昭和5年)に結成された超国家主義的な秘密結社・軍閥組織。

神道天行居

友清歓真(ともきよ よしさね)によって創始された古神道系の新宗教団体。

本部は、山口県熊毛郡田布施町の石城山の麓。現在でもユダヤ陰謀論を信じ、「霊的国防」を唱えている。

他宗教でいう信者を同志、教師を道士と呼ぶ。

山田らの集団

オウム真理教の後継団体であるAleph(アレフ)から分派した宗教団体の通称。

石川県金沢市を拠点とし、山田美沙子(ヴィサーカー師)を代表者とする。

正式な団体名は不明であり、「山田らの集団」は公安調査庁の定めた便宜上の呼称。

パンテオン・クラブ

1789年、フランス革命末期、バブーフ、ブオナロッティにより設立された秘密結社。

正義者同盟(義人同盟)

1830年代半ばにパリで結成されたドイツ人の共産主義結社・秘密結社。義人同盟とも呼ばれる。

同盟の目的は「ドイツの再生と解放」で、「すべての人は兄弟である」をモットーとした。

『人類、その現状と理想像』および『調和と自由の保障』を綱領文書とし、基本的な立場は財産共有制を旨とする「手工業者共産主義」である。

同盟はフランス社会主義や各派の共産主義に影響されていた。

ただ、1843年以降は陰謀的な共産主義から科学的共産主義へ転換する。

共産主義者同盟

ロンドンで1847年に結成され、1852年まで存在したマルクス主義に立脚する国際秘密結社。

プルス・ウルトラ

トーマス・エジソンらが創設したとされる未来構想のための結社。

さてさて、いかがだったでしょうか?

秘密結社と一言で言っても、その数の多さに驚かされます。

しかし、その殆どが当時の時代背景や思想、宗教弾圧などから誕生したことが垣間見ることができます。

なかにはフリーメイソンの分派や、思想を模していたりと、フリーメイソンの影響力の大きさが窺えたりと、これはこれでなかなか興味深いものがあります。

そのうち、さかいも何か秘密結社でも起こしてみようかしら。(笑)

などと、いけない考えが過ぎってみたりと。(絶対、エロいこと考えてるだろw)

皆さんは、どう感じましたか?^^

引用:Wikipedia